2012年10月27日土曜日

PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例


現象:RAID コントローラ故障で起動しない
OS:Windows Server 2003
メーカー:DELL PowerEdge840 (RAID0)
原因:RAID コントローラ故障
フラグ:データ復旧成功



・状況について

お客様談:古くなった Windows Server 2003 をファイルサーバに使っていた。ネットワークから見えないため、サーバを再起動させると停止してしまう。DELLサポに問い合わせたところ、RAID BIOS画面が表示されないので、RAIDコントローラ故障と判明。さらにコントローラの部品提供は終了で在庫がないとのこと。翌日までになんとかデータだけでも復旧しないと仕事が止まってしまう。しかし、RAID0 で手が付けられない。


・補足と注意点について

RAID には、RAID1 や RAID5、10 と複数のディスクにバックアップを持つタイプもあります。仮にひとつのディスクに故障が発生しても停止することはありません。そして理論上故障に強いのですが、今回のように RAID コントローラが壊れてしまえば一発でアウトです。そういった意味ではアキレス腱と言えるでしょう。

ちなみにですが、RAID コントローラが壊れた場合は、新品のコントローラに差し替えることで復活します。ところが、故障時に誤作動しアレイを壊していることもあり、新品のコントローラに差し替えた時に RAID がすでに崩壊していることもあります。

そこで RAID ボリュームを削除してしまったり、もしうかつな設定の変更をしてしまうと、致命傷を与えてしまうことがあります。もし万が一、RAID が崩壊している場合は作業ミスなどではなく、既に壊れていたということですので重要なデータほどお早めにご相談ください。

なお、同時に複数のディスクが壊れてしまってもアウトです。RAID マシンに搭載されているハードディスクはロットが同じケースがほとんどで、つまり同時期に生産されたハードディスクのため、同時に壊れることも多々あります。

つまりどの RAID 構成であっても故障に「完璧」に強いというわけではありません。必ずバックアップをとって保護してください。

ちなみにですが、共有フォルダのバックアップについては、自動化できるソフトウェアもありますのでご利用ください。当社ではバックアップシステムの構築サービスも行っておりますのでぜひお声掛けください。


・作業内容について

搭載されている 2台のハードディスクは正常でした。また誤作動もなく、論理障害は一切ありませんでした。

RAID コントローラは入手不可でしたので、新品のハードディスクをへ Windows から設定値からすべてを移行したところ、単発の SATA 構成で再び起動するようになりました。保存されていたデータもアプリケーションも Windows もすべて正常に戻せました。

手が加えられていない RAID 障害であれば、救出率も高くさらに安くできます。ボロボロの状態になってしまうと作業時間がかかりさらに救出率が下がることが予想されます。RAID 障害でお困りの際はお早めにご依頼ください。

作業期間:8時間。データ復旧と仮修理。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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