2012年11月25日日曜日

LinkStation「パスワードが間違っています」データ復旧事例


現象:ファームアップ後に「パスワードが間違っています」で LinkStation にアクセスできない。
OS:Linux RAID0 XFS フォーマット
メーカー:BUFFALO LS-WH1.0TGL/R1(500GB×2)
原因:システム障害
フラグ:データ復旧成功



・状況について

お客様談:LinkStation:LS-WH1.0TGL/R1 の共有フォルダが開けないという声が数名から上がった。確認したところ、LinkStation の電源コードが抜けていただけだった。起動後 BUFFALO NAS Navigator で EM モードになっていたが、ファームウェアアップデートでなんなく復活。ところが「パスワードが間違っています」で LinkStation にアクセスできなくなってしまった。デフォルトの状態で使用していたため、パスワードは変更しておらず…近所のPCショップに持ち込んだところ、ハードディスクに故障はないので直せるかもしれないということだった。しかし、BUFFALO社の公開しているトラブルシュートでは直せず、RAID0 & XFS フォーマットのため、データ復旧も対応していないとのことだった。過去データがロストしてもなんとかなるが、進行中のデータがないと納期に間に合わない。


・LinkStation EM モード の補足について

LinkStation のトラブルの概要と注意点については、NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK、 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。

BUFFALO NAS Navigator を開き、EM モードから復活出来ない場合ですが、主な原因は OS(Linux)などのシステム障害です。そして、ファームウェアのアップデートを試すことで復活することもあります。なお、一時的な障害の可能性もありますので、まずは電源を落とし、再起動を試してください。


・LinkStation のデータ復旧と注意点について

ハードディスク検査の結果、ハードディスクに故障はありませんでした。上記補足の通り、原因は OS(Linux)のシステム障害です。もともと電源コードが抜けていたということで、正常終了できなかったのが起因したと思います。

ここでまず注意したいのは設置場所です。仮に電源コードを100回抜いても、このトラブルの再現はできません。また多少の高さなら落下させても壊れることはありません。つまり簡単にトラブルが起きるものではありませんが、しかし、精密機器であることに間違いはありません。さらには、LinkStation は LAN 上のパソコンからのリクエストを待ったり応答するなど、機器自体が自立して処理できなければ機能しません。そのためには OS とアプリケーションが必要であり、小さなサーバーマシンです。

もしパソコンの上や机の下など、人為的ミスや物理的に衝撃を与えてしまうような場所に設置している場合は、今回のようにトラブルの元になってしまう可能性もあります。設置場所はよくよく検討してください。できれば盗難なども含め、複合的に考慮されると良いでしょう。ちなみにですが、購入時に仮設置したままというケースを多く見受けます。

また LinkStation を含めて NAS 全般で同じ仕組みですが、OS(Linux)がインストールされているパーテーションとデータを保管するパーテーションが別々になっています。これはパソコンでも購入時から C ドライブ、D ドライブと分かれているものがありますが、同じ仕組みです。

そしてトラブルシューティングの作業自体は OS(Linux)がインストールされているパーテーションで行いますので、データが壊れる心配はありません。しかし、万が一、ハードディスクが壊れている場合は、通電時間が長ければ長いほど故障個所が進み、悪化させてしまう恐れもあります。直すつもりが結果としてデータを壊してしまう恐れもあり、ここは注意してください。

そこで修復作業や復旧作業を行う場合は、まずハードディスクの検査を行ってください。もし検査できる環境にない場合は、何回も試さず1回だけ試してください。これは失敗する場合は何回試しても失敗するためです。たくさん実行すればなぜか成功するなんてことはありません。逆に悪化させてしまうリスクのほうが大きいと言えます。

機械ものですので、どうしても故障が起きてしまうことも。LinkStation には標準でバックアップ機能も付いていますのでぜひご利用ください。当社ではバックアップシステムの構築サービスも行っておりますのでお困りの際はお声掛けください。

クローン環境からソフトウェアRAID0を構築し、当社で開発した XFS フォーマット・データ復旧プログラムを使い、データを復旧しました。データが保存されているパーテーションにまったくトラブルはありませんでした。救出したデータをお客様にご確認いただきOKをいただきました。

作業期間:1日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


>>データ復旧サービスのご案内
Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧
Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

>>外部リンク BUFFALO社
TeraStation・LinkStationをパソコンに直接接続してEMモードから復旧させる方法
LinkStation ファームアップデータ
製品を安全にご使用いただくために

>>もっと高度なデータ復旧も実績あります。
RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
RAID0 崩壊「Error Occurred」からのデータ復旧事例 SONY VAIO

>>LinkStation の復旧事例です!
LinkStation データ復旧 事例 LS-WX2.0TL
LinkStation RAID0 のデータ復旧事例
「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例

>>お知らせ
東日本震災復興支援特別割引サービス(中長期実施)のご案内


データ復旧の秋葉原オフィス 住所:千代田区神田佐久間河岸70 TEL:03-5823-1870