2012年12月22日土曜日

「スタートアップ修復を繰り返す」データ復旧事例


現象:起動時に「スタートアップ修復」を繰り返す
OS:Windows7
メーカー:Sony VAIO
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・状況について

お客様談:年賀状ソフトを買ってきてインストールしたところ、再起動後から「スタートアップ修復」を繰り返すようになってしまった。知人から一晩放置すると直る可能性があると聞き、放置するが、その後も「スタートアップ修復」を繰り返す。「スタートアップ修復ではこのコンピュータを自動的に修復できません」とのメッセージに気付き、改めて知人に相談すると修理に出した方が良いと聞く。


・補足について

この「コンピュータの修復」や「スタートアップ修復」は Windows7(Vista) に備わっている自己修復機能です。Windows やドライバといったプログラムの障害を自動的に修復します。ちなみにですが Windows XP には自己修復機能はなく、もし XP で修復を試す場合は CD-ROM を使って行います。

このトラブルの概要については、「コンピューターの修復」が失敗する場合の対処法 Windows7(Vista) 及び 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。

ちなみにですが、昔のPCは一晩放置すると直ることがけっこうありました。具体的には放電すると復活するという意味です。デスクトップであれば電源とコイン電池を外し、強制的に放電します。 CMOS クリアと言います。ノートPCであればバッテリーと電源アダプタを外し、強制的に放電します。なにかの負荷をかける修復方法ではないため、トラブル時は試してみるのもいいかもしれません。


・原因と注意点について

ハードディスクにセクタ不良があり「スタートアップ修復ではこのコンピュータを自動的に修復できません」が表示される状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。

なお、今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。失敗したメッセージが表示される場合、修復作業中に固まる場合、動作が遅く進行が進まない場合、おおよそですが1時間を超えた場合は異常と考えたほうが良いでしょう。悪化させてしまう恐れもあります。

また 1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありません。通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがあります。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。

新品のハードディスクへデータから Windows から設定値と、すべてを復旧したところ、パソコンは無事使えるようになりました。お客様にご確認いただき、データもOKでした。

作業期間:2日間。データ復旧とパソコン修理。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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