2014年11月20日木曜日

RAID5 崩壊 Windows2008 Server のデータ復旧事例


現象:RAID5 崩壊
OS:Windows2008 Server
メーカー:Dell 社
原因:ハードディスク障害
フラグ:データ復旧成功



・状況について

お客様談:Windows2008 Server をファイルサーバとして使っていた。前日は問題なかったものの、朝一番からアクセスできない。モニターを接続し確認するとフリーズしていた。過去に違うマシンの RAID5 でトラブった時は、故障ハードディスクを外しただけで復活した。今回その時復活したようにハードディスクを外すも復活しなかった。自動バックアップのソフトを入れていたが… なぜか半年前で止まっていた。データだけでもなんとかしたい。


・RAID5 故障の原因と注意点

3番のハードディスクにセクタ不良が発生していました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。

RAID5 で 4 台構成のため、1 台のハードディスクに故障があっても残りの 3 台で稼働できます。したがって通常であれば、問題なく動作します。それではなぜ 1 台のハードディスク故障で稼働しなくなってしまったのでしょうか… それはセクタ不良に原因があります。

故障と言ってもこのセクタ不良の場合はまだまだ稼働できます。とはいえ、応答速度が遅くなるなど不安定にはなります。そしてある程度進行すると、まともに動作しなくなります。初期の段階では故障というよりも、余命が決まったような感じと言えるでしょう。

そしてまともに動作しなくなった段階でコンピュータからは故障と切り離されますが、許容の範囲で動作が不安定な段階では切り離されません。ちなみに進行が早いケースもあれば遅いケースもあります。

そこで悪化の進行が早いケースではスパッと切り離されますが、進行が遅く踏ん張ってしまうと、むしろ不安定な状態が長く続くため、誤作動するなど足を引っ張ることになります。そして誤作動が多ければ多いほど、このようなイレギュラーなトラブルにつながります。ちなみに通常であれば、ハードディスク 3 台構成で問題なく動作します。

RAID であっても、今回のようにアレイが崩壊してしまったり(RAID構成の情報が消えた)、また間違えてデータを消した、、ウイルスにデータを壊された、このような状況ではデータを守ることはできません。ぜひバックアップしてデータを保守してください。なお、ソフトウェアによる自動バックアップがある時点で止まっている話はよくある話というのが実際のところです。このブログでも多々この話題がでます。1ヶ月に1回などバックアップが有効かどうか定期的に確認してください。

ハードディスク 3 台は正常でしたので仮想的に RAID を構築しました。データが保存される D ドライブはまったく問題なく、取り出したデータをお客様にご確認いただき OK でした。

作業期間:1日間。データ復旧のみ。
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