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2月, 2015の投稿を表示しています

ちょっとの劣化で起動しない Linkstation RAID0 のデータ復旧事例

現象:Linkstation を認識しない。
OS:Linux XFS フォーマット RAID0
メーカー:BUFFALO社
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・Linkstation 故障状況、症状などについて(お客様談)スタッフ各々でメモリにデータを入れていたが、皆で使う共通のデータが増えてきたため、Linkstation にした経緯がある。出社すると赤ランプ点滅でアクセスできない。故障を考えたことがなかった。まさか皆の仕事が止まってしまうとは。何か良い運用方法はあるのでしょうか???


・LinkStation 故障の原因と補足について
タイプ     : 踏ん張れない型
その他ポイント: なし
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。

以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

不良を感じさせないくらい普通に動作する状態でした。このハードディスクはノートパソコンでも使われているタイプです。もし Windows のノートパソコンで使っていれば、あと3日間程度は「なんか調子悪いぞ」と思いながらも動作できたでしょう。その間にバックアップできました。そして NAS は故障のはじまりのちょっとした劣化であっても踏ん張れないケー…