スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2022の投稿を表示しています

BitLocker回復キーの入力画面が出てWindowsが起動しない修復事例

現象:BitLocker回復キーの入力画面が出てWindowsが起動しない  OS:Windows10  メーカー:HP  原因:ファームウェア更新による認証  フラグ: 起動修復 ・状況について(お客様談) お客様談:突然、Bitlocker回復キーの入力画面が表示された。同じパソコンを二台持っていて、テレワーク用と個人用で使い分けている。  テレワーク用パソコンのBitLocker回復キーはMicrosoftアカウントで見つけることができたが、個人用で使っているパソコンのBitLocker回復キーが見つからない。さらに個人用で使っているパソコンだけ、BitLocker回復キーの入力画面が出てWindowsが起動しない。  テレワーク用パソコンのMicrosoftアカウントは会社から支給されているメールアドレスを使い、個人用パソコンのMicrosoftアカウントはGmailを使っている。  Gmailを使ったMicrosoftアカウントにデバイスとしてパソコン名が表示されているが、BitLocker回復キーだけではなく、オフィスのライセンス情報も登録されていない。   家族の写真が保存されているため、BitLocker回復キーをなんとか見つけたい。 ・作業内容と注意点について 会社から支給されているメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントのほうに、テレワーク用パソコンと個人用パソコンのBitLocker回復キーとオフィスのライセンス情報が登録されていました。  ちなみに、会社から支給されているメールアドレスを使ったMicrosoftアカウントにサインインすると、デバイスに表示されているのはテレワーク用パソコンだけです。もちろん、個人用パソコンはデバイスに表示されていません(個人用パソコンは、Gmailを使ったMicrosoftアカウントのデバイスに表示されています)。  デバイスに表示されているテレワーク用パソコンのBitLockerデータ保護をクリックし、回復キーの管理をクリックすると、BitLocker回復キーが2行表示されていて、テレワーク用パソコンと個人用パソコンのBitLocker回復キーでした。サービスとサブスクリプションの項目にオフィスのライセンス情報が2つありました。こちらもテレワーク用パソコンと個人用パソコンのものです。  お

自動修復を準備していますが24時間経っても終わらないWindows10の修復事例

現象:自動修復を準備していますが終わらない  OS:Windows10  メーカー:VAIO  原因:部品の誤作動  フラグ: 起動修復 ・状況について(お客様談) お客様談:マンション工事中にブレーカーが落ちてしまったが、その日は問題なくパソコンを使えた。翌日電源を入れると自動修復を準備していますのメッセージが表示され、24時間待つものの終わらず。 ・作業内容と注意点について 長時間待っても終わらないパターンは部品故障の可能性もありまして、もしデータが重要でしたら、長い時間作業しないことが大切です。それと何回も繰り返さないことも大切です。これは部品故障の場合、故障を悪化させてしまいますとデータも壊れてしまうためです。壊れたデータは直すことができません。壊れる前に作業をやめる必要があります。というのが注意点になります。   パソコンの電源を入れてから、VAIOロゴが表示されるまで10秒以上かかりました。お客様にお伺いしたところ、このトラブルが起きてからは3分くらい待つとVAIOロゴが表示されるとのこと。   かなり異常でして、バッテリーとCMOSを外して放電しました。放電後に電源を入れたところ、数秒でVAIOロゴが表示されるようになり、そのまま正常にWindowsが起動しました。 ちなみに、こちらのパソコンは底面にリセットボタンの穴がありました。通常はRESETなどの刻印があるのですが、無印だったので私も気が付きませんでした。私が作業した放電と同様の効果が期待できますので、もしまたパソコン部品が誤作動するときはリセットボタンをお試しくださるようにお客様にご案内しました。   今回は部品の誤作動でしたが、その他の原因でこの症状が起きることもあります。このトラブルの解決方法は 「自動修復を準備しています」が進まない原因と対処法 でぜひご確認ください。当社ホームページのコラムで解説しています。   作業期間:30分。  もしお困りの際は実績豊富な当社へご依頼ください!    >>起動修復とは?にお答えします!  ・ 起動修復とは?  >>修復できなくてもデータは取り出せます!高度な復旧実績もあります。 ・ RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例   ・ PowerEdge RAID コントローラ故障

3時間経っても、修復しようとしていますが終わらないWindows10の修復事例

3時間経っても、修復しようとしていますが終わらないWindows10の修復事例 現象:自動修復を準備しています開始後の修復しようとしていますが終わらない  OS:Windows10  メーカー:東芝  原因:論理障害  フラグ: 起動修復 ・状況について(お客様談) お客様談:パソコンの電源を入れると、突然、自動修復を準備していますがはじまり……3時間経っても修復しようとしていますが終わらないので電源ボタン長押しの強制終了しました。再度電源を入れても同じことの繰り返しになります。貴社ホームページに解決方法が書いてあったのですがITが苦手なのでお任せで見てほしい。データが重要。 画像 ・作業内容と注意点について 長時間待っても終わらないパターンは部品故障の可能性もありまして、もしデータが重要でしたら、長い時間作業しないことが大切です。それと何回も繰り返さないことも大切です。これは部品故障の場合、故障を悪化させてしまいますとデータも壊れてしまうためです。壊れたデータは直すことができません。壊れる前に作業をやめる必要があります。というのが注意点になります。   回復ドライブから起動してコマンドプロンプトから確認したところ、Windows Update が途中で止まっているトラブルでした。Windows Update のエラーは「更新プログラムのアンインストール」で直ります。部品故障がないことを念のため確認し「更新プログラムのアンインストール」で無事、Windows10が起動するようになりました。  もし同じ修復しようとしていますが終わらない症状でも原因が違うこともあります。「更新プログラムのアンインストール」で直らない場合は、次に「システムの復元」をお試しください。   ちなみに、部品故障がないため、修復しようとしていますが終わらない状態で放置してもデータが壊れることはありませんでした。しかし、Windows Update が途中で止まっているトラブルは、修復しようとしていますでは直せません。もし放置して待っていてもこのトラブルは改善しないものでした。修復しようとしていますが30分を超える場合は、直らないトラブルかもしれませんし、データが壊れてしまう可能性も出てきます。注意深く見ていただき、3時間を超える場合は強制終了してください。   修復しようとしています