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「スタートアップ修復」が終わらない東芝Dynabook の復旧事例

現象:「スタートアップ修復」が終わらず、パソコンが起動しない OS:Windows Vista メーカー:東芝 Dynabook 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコンの電源を入れると自動的に「スタートアップ修復」がはじまり終わらなかった。再度電源を入れてみてると自動的に「スタートアップ修復」がはじまり失敗する。複数回試すが失敗する。セーフモードでも起動しない。 ・補足について このスタートアップ修復は Windows7 にも備わっている自己修復機能です。Windows やドライバといったプログラムの障害を自動的に修復します。ちなみにですが Windows XP には自己修復機能はなく、もし XP で修復を試す場合は CD-ROM を使って行います。 このトラブルの概要については、 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお「スタートアップ修復」で失敗する場合は「システムの復元」を実行します。作業方法については上記のコラムを読んでください。画像付きで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクに故障はなくまた PC の部品にも故障はありませんでした。 Windows やドライバといったプログラムの障害、つまり論理障害でした。 今回、「システムの復元」を実行してもセーフモードで起動しなかったため、Windows アップデートなどの変更が理由ではなく、偶発的にドライバやプログラムが消失してしまったということになります。 これは Windows アップデートの前に変更を加えるプログラムのバックアップが「システムの復元」に入るためです。もし「システムの復元」を実行しても修復できない場合は、システムのバックアップがない部分で障害が起こっています、つまり Windows アップデートなどの変更が理由ではなくあくまで偶発的なトラブルであります。 ちなみにですが、もし万が一ハードディスクに故障があると通電しているだけでも悪化させてしまいます。修復を試す場合はまずディスクの検査を行い、作業については何回も試さず1回だけ試してください(失敗する場合は何回試しても失敗します)。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしま

「SMART機能でエラーが検出されました」Windows7 富士通FMV-BIBLO の復旧事例

現象:「SMART機能でエラーが検出されました」が表示されパソコンが起動しない OS:Windows7 メーカー:富士通 FMV-BIBLO 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:電源を入れると「SMART機能でエラーが検出されました。0: WDC WD3200BEVS-16VATO 警告:すぐにデータをバックアップして、交換してください。ハードディスクドライブ。故障が発生する可能性があります。<F1>キーを押すと、継続します。」が表示される。キーボードの「F1」キーを押してもこの警告画面に戻ってしまいパソコンが起動しない。1年程度しか使用していない。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良があり「SMART機能でエラーが検出されました」メッセージが表示され、さらにはパソコンが起動しない状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 SMART機能でエラーが検出される理由はハードディスクの障害です。基準値を超える劣化があるとこのメッセージを表示し、バックアップを促します。このトラブルの概要については、 SMART Failure(SMART エラー)の原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、あくまでも基準値ベースでの警告のため、今回のようにパソコンが起動しなくなるケースもあれば、警告すらなく起動しなくなるケースもあります。しかし、まだかろうじて動作する段階で警告が入ることもありますので、「SMART機能でエラーが検出されました」メッセージが表示された場合はセーフモードの起動を試しデータをバックアップしてください。 ちなみにセーフモードの起動方法については、電源を入れてメーカーロゴが表示された後に、キーボードの「F8」キーをタンタン叩きます。すると Windows XP であれば「 Windows 拡張オプションメニュウ」画面、Windows7(Vista)は「 Windows エラー回復処理」画面が表示されるので、この画面に表示されている「セーフモード」を選択します。 もしセーフモードでも起動ができない場

スタートアップ修復で失敗する Windows7 富士通FMV-BIBLO の復旧事例

現象:スタートアップ修復で失敗しセーフモードでもパソコンが起動しない OS:Windows7 メーカー:富士通 FMV-BIBLO 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:1年ちょい使用しているノートPCが突然、スタートアップ修復を開始し失敗する。再度起動してもスタートアップ修復で失敗する。セーフモードでもパソコンが起動しない。前日の夜にフリーソフトをインストールしたのですが、ダウンロードがなかなか進まないのでちょっとおかしいと感じたのですがそれが原因でしょうか? 最近の WD のハードディスク故障はセクタ不良が目立つ ・補足 フリーソフトをダウンロードする前に、Windows7 に対応しているかどうかまずは確認してください。パソコンの起動が遅くなるなど不具合の原因になることもあります。 ただし今回のようにセーフモードでも起動しなくなるようなケースではフリーソフトは関係ないと思います。セーフモードは Windows の必要最低限の構成で起動します。この必要最低限に含まれるようなプログラムを提供するフリーソフトは見たことがありません。ちなみに今回の故障の原因については次で紹介しますが、フリーソフトなどのプログラム的な問題ではなくハードディスクの故障でした。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良がありスタートアップ修復で失敗する状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 ちなみにですが基本的にスタートアップ修復で失敗する原因は、Windows やドライバといったプログラムの障害です。このトラブルの概要については、 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista)  又は 「コンピューターの修復」が失敗する場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。修復作業中にも固まる場合や動作が遅く進行が進まない場合は悪化させてしまう恐れがあります

「 stop:0x00000024 」青い画面でパソコンが起動しないの復旧事例

現象:「 stop:0x00000024 」エラーでパソコンが起動しない OS:Windows XP メーカー:Acer 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:青い画面に「 stop:0x00000024 」という文字が表示されパソコンが起動しなくなった。1週間くらい前からインターネット中に固まるといった不具合があり、バックアップをとって新しいPCを購入しようと考えているところだった。当社のコラム 「STOP: c000021a Unknown Hard Error」でパソコンが起動しないときは を見つけ、セーフモードでの起動を試すが固まってしまう。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良があり「 stop:0x00000024 」でパソコンが起動しない状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、「 stop:0x00000024 」の原因は、引用:「NTFS ファイル システムの破損、ハード ディスクの部分的な破損、または SCSI ドライバや IDE ドライバの破損」です。今回はセクタ不良部分に Windows ファイルシステムがあり消失したため発生していました。このトラブルの概要については、 Stop 0x24 または NTFS_FILE_SYSTEM エラー メッセージのトラブルシューティング  で確認してください。Microsoft サポートさんのサイトで解説しています。 ちなみにリンク先はセーフモードなどでパソコンが起動できることが前提の記事になっていますが、もし Windows XP の CD-ROM があるなら回復コンソールから「 chkdsk c: /r 」コマンドで修復を試しても同じことです。 なお、セーフモード起動中に固まってしまうということでここは要注意です。今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。修復作業中にも固まる場合や動作が遅く進行が進まない場合は悪化させてしまう恐れがあります。 また 1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありま

1TBのUSB HDD「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例

現象:「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され外付HDDが開けない OS:なし メーカー:BUFFALO 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:BUFFALO 社製外付HDDを開こうとすると「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない。1TBのハードディスクであり、データもほぼフルに入っているため、どこに電話しても高額な見積りだった。当社は容量無制限と聞いて半信半疑だったが、実際に持ち込んで話を聞くと「 1TBだから高くなる」という価値はほとんどないことがわかり当社にご依頼いただく。 ・補足 料金に関しましては、データ量が増えればその分完了までに時間がかかります。「1TBのハードディスクであり、データもほぼフルに入っている」ということですので、たとえば 80GBのハードディスクと比較すれば 10倍以上の時間がかかります。このように時間だけの目線で考えれば料金が30万円から50万円と高額であっても、しっかりとした根拠があり俗に言うボッタクリではないと思います。 しかしながら、段取りやパラメーター合わせなどの初期設定でエンジニアが必要になりますが、それ以降はエンジニアが付きっきりになることはありません。24時間マシンが動いているだけです。つまり 1TBであってもエンジニアの作業量が 10倍になることはありません。 時間ではなく、作業内容で考えますと 80GBも 1TBも差はありません。したがって当社では料金が固定(47,250円)です。 ・原因と注意点について 「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。なお、今回は単純にハードディスクの設定値が消失していました。このトラブルの概要については、 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、このトラブルが発生したときは、パソコンから「 chkdsk ドライブ名: /f 」で修復を試

「 Error loading operating system 」でパソコンが起動しないの復旧事例

現象:「 Error loading operating system 」でパソコンが起動しない OS:Windows XP メーカー:Acer 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:家族のパソコンが「 Error loading operating system 」で起動しなくなった。購入から10年が経つのでハードディスク故障を疑っていたところ、回復コンソールの途中で固まったので確信する。写真データはプリント済みのため買い替えを検討していたが、ネット関係で解約しようと思ってもパスワードが不明だと煩雑であったり、保存してあったメールがなくなるのもよくよく考えると困る。購入した電器店にみてもらったところデータ復旧は不可だった。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭のほうにセクタ不良があり「 Error loading operating system 」でパソコンが起動しない状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、「 Error loading operating system 」の原因は Windows やドライバといったプログラムの障害ではなく、ハードディスクの設定値が消失しています。セクタ不良の発生している箇所にこの情報が存在し潰れていました。このトラブルの概要については、 「 Error loading operating system 」でパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、Windows XP であれば回復コンソールから「 fixbr 」コマンドと「 fixboot 」コマンドを試します。 注意点としましては、今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありません。通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがありますのでここは注意してください。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。

「 Missing operating system 」でパソコンが起動しないの復旧事例

現象:「 Missing operating system 」でパソコンが起動しない OS:Windows XP メーカー:東芝 dynabook 原因:ハードディスク故障(ヘッド障害) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:「 Missing operating system 」が表示されパソコンが起動しなくなった。パソコン自体が古いので友人から故障と言われ業者さんを探すことに。ネット検索で持ち込むが、30万円を超える見積もりだったため一旦はあきらめることにした。友人から当社を教えてもらいご依頼いただく。 この会社はいつもシールを貼りっぱなしで元に戻さず ・補足 料金に関しましては、例えば「データ復旧5万円から」という表示のところであれば「ハードディスクが壊れているので20万円になります」と聞いても、俗に言うボッタクリではないと思います。1日作業なら5万円と考えれば4日間を見ているのだろうとざっくり推測できます。今回のようにヘッド障害であれば7日間見て35万円と考えられます。 ただし段取りやパラメーター合わせなどの初期設定でエンジニアが必要になりますが、それ以降はエンジニアが付きっきりになることはありません。24時間マシンが動いているだけです。したがって当社では料金が47,250円の固定です。*当社の3割のお客様は他社さんで高額だったために乗り換えでご依頼いただいております。 コメントを付けているためすべての事例を紹介できませんが、このブログ内だけであってもハードディスク故障って意外と多いです。お電話をされる際は上限の値段や事例も確認されたほうが良いでしょう。これで後から高額になることはありません。 ・原因と注意点について 「 Missing operating system 」の原因は Windows やドライバといったプログラムの障害ではなく、ハードディスクの設定値が消失しています。このトラブルの概要については、 「 Missing operating system 」でパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。なお、対処法は違いますが原因については Windows7 (Vista) も XP も同じです。 ハードディスクのヘッド障害で設定値がうまく読み込めず「 Missing operat

「Windowsロゴで再起動」Epson Endeavor の復旧事例

現象:Windows ロゴが表示された後に自動的に再起動してしまう OS:Windows XP(Windows7 ダウングレードモデル) メーカー:Epson Endeavor 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時 Windows ロゴが表示された後で自動的に再起動してしまう。またセーフモードでの起動を試しても自動的に再起動してしまう。Windows XP の CD で回復コンソールから修復を試すものの失敗。 ・補足 まずハードディスクに故障はありませんでした。そして回復コンソールでアクセスすると、Administrator パスワードを聞かれ(もともと設定していない)次に進まず。Hackツールでパスワードを強制的に調べ変更するものの Administrator の情報が見つからないというエラーメッセーで先に進めず。 ・原因と注意点について 基本的に「セーフモードで起動しない」原因は、Windows やドライバといったプログラムの障害です。このトラブルの概要については、 セーフモードでパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 Administrator の情報が見つからないということでコラムのとおりレジストリ系ファイルの障害と推測できます。しかし、リペアフォルダに正常なファイルがなかったため修復修理はできない状態でした。 注意点としましては「新しいPCなので安心」とは言えないことです。Windows7 のダウングレードモデルのため、まだ購入して2年以内のパソコンではありますが、このように設定ファイルなどの論理障害で起動不全になることもあります。バックアップはこまめにとって保護してください。 なお、ハードディスクに故障はありませんのでリカバリすればパソコン自体は使えます。 作業期間:1日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

dynabook 「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」の復旧事例

現象:dynabook 「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」と表示される OS:Windows Vista メーカー:東芝 dynabook 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」と表示されるようになった。ネットで情報収集してみた結果、自分で解決できる話ではないと判断。都内で持ち込める他社さんに電話で聞くものの料金が15万円~20万円と高く、技術ベースできちんと話が聞けた当社に依頼される。 ・補足 「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」というエラーメッセージはハードディスク内に記述されたメッセージです。したがってハードディスクへのアクセスが不能ということではありません。もちろん今回のようにハードディスク故障が原因の場合もありますが、BIOS の設定が変わったなど簡単な理由で表示されているケースもあります。 ちなみにですが、Windows7(Vista)の「 A disk read error occurred 」の概要については、 Windows7(Vista)の「 A disk read error occurred 」の対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 料金に関しましては、例えば「データ復旧5万円から」という表示のところであれば「ハードディスクが壊れているので20万円になります」と聞いても、俗に言うボッタクリではないと思います。1日作業なら5万円と考えれば4日間を見ているのだろうとざっくり推測できます。ただし段取りやパラメーター合わせなどの初期設定でエンジニアが必要になりますが、それ以降はエンジニアが付きっきりになることはありません。24時間マシンが動いているだけです。したがって当社では料金が固定です。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭に多くのセクタ不良がありました。その不良部分にファイルシステムが存在していたため「A disk read error

ハードディスク故障で「A disk read error occurred」Windows7 の復旧事例

現象:「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」と表示されていた後ハードディスクを認識しなくなった OS:Windows7 メーカー:東芝 原因:ハードディスク故障(基盤障害) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」と表示されるようになった。スタートアップ修復などを試そうと「F8」キーを押したが効かず。パソコンに詳しい知人に相談すると Windows7 の DVD から試せるということで OEM の DVD を購入し修復を依頼する。そして修復中にハードディスクを認識しなくなってしまった。 HDD/SSD が not installed になり認識していない ・原因と注意点について ハードディスクの先頭に多くのセクタ不良がありました。その不良部分にファイルシステムが存在していたため読み込むことができなかったことがわかります。つまりセクタ不良でファイルシステムが壊れ「 A disk read error occurred 」で停止していました。 ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、最終的にはハードディスクを認識できなくなってしまいましたが、これはセクタ不良がある中で修復作業を行ったためです。つまり悪化したということです。 Windows7 は発売されてからまだ2年程度しか経っておりません。ハードディスク故障かな?と疑うのは心情的にも難しいところがあるかもしれませんが故障が原因ということもありますのでまずは注意してください。 できればディスク検査を行い、また修復を試す場合は何回も試さず1回だけ試してください(失敗する場合は何回試しても失敗します)。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。 Windows7(Vista)の「 A disk read error occurred 」の概要については、 Windows7(Vista)の「

「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。」の復旧事例

現象:パソコン起動時に「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。」と表示される OS:Windows XP メーカー:DELL 原因:ハードディスク故障(ヘッド障害) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります」と表示された。前日まで普通に使えており原因不明であることから「前回の試みが電源障害、あるいは電源ボタンやリセットボタンを押して中断された場合、または原因不明の場合は、通常起動を選択してください。」と書いてあるとおり通常起動を選択してみるが失敗。「セーフモード」など、どれを選択しても起動せず。 ・原因と注意点について ハードディスクの情報を読み書きするヘッドという部品が弱っており、読み書き不能状態の一歩手前の状態でした。ちなみに作業完了時には完全に読み書き不能になり、大きな異音が出る悪化した状態になっていました。 なお「ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。」が表示されるということは、ある程度までハードディスクの情報が読み込めています。そして通常起動で直るケースがほとんどであり、重症であってもセクタ不良といった部分的なハードディスク障害だったりします。 ある程度までハードディスクの情報を読み込むため、なかなか重症な感じがしないトラブルではありますが、今回のように読み書き不能の一歩手前ということもありますので注意してください。もしセーフモードでの起動を試す場合は1回だけ試し(何回試しても結果は同じであるため)さらなる悪化を予防してください。 ちなみにですが基本的に「セーフモードで起動しない」原因は、Windows やドライバといったプログラムの障害です。このトラブルの概要については、 セーフモードでパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 正常なハードディスクに環境移行を行い作業を進めると、ほとんどのデータが再構築できました。 作業期間:1日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >

「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例

現象:ハードディスクを開こうとすると「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない OS:なし メーカー:BUFFALO(Samsung社製HDD) 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:外付けハードディスクを開こうとすると「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない。またハードディスクを接続したときの認識(マイコンピュータにドライブが表示されるまで)が異常に遅くなった。データ復旧ソフトを使うとパソコンがフリーズする。違うパソコンに接続しても同現象。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭のほうにセクタ不良があり「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、ハードディスクを接続したときの認識(マイコンピュータにドライブが表示されるまで)が異常に遅くなったとありますが、動作が遅いと感じる場合はハードディスク故障を疑って間違いありません。ハードディスクに故障があると通電しているだけでも悪化させてしまう恐れがあり、データ領域も壊れてしまうと救出率が下がります。 基本的には通電しないようにしてください。もしデータ復旧ソフトを試す場合は1回だけ試し(何回試しても結果は同じであるため)さらなる悪化を予防してください。 ちなみに「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。なお、今回はセクタ不良によって消失していました。このトラブルの概要については、 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 正常なハードディスクに環境移行を行

「メーカーロゴのあと黒い画面で起動しない」Windows7 の復旧事例

現象:パソコン起動時メーカーロゴのあと黒い画面で停止する(固まる)。 OS:Windws7 メーカー:DELL 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:出張先のホテルで書類を打ち込んでいると急に動作が遅くなった。再起動するとパソコンの起動に10分ほどかかった(通常は1分から2分程度)。急ぎの仕事があり作業するものの普通なら30分で終わることが3時間近くかかった。翌朝電源を入れてみるとメーカーロゴのあと黒い画面で停止(固まる)して起動すらできず。帰社後システム担当に見てもらうとハードディスク故障と言われた。 WD のハードディスク故障は「停止する(固まる)」が目立つ ・原因と注意点について ハードディスクの先頭にセクタ不良がありメーカーロゴのあとの黒い画面で停止(固まる)していました。またセクタ不良が点在していました(動作が遅くなった原因です)。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 動作が遅いと感じて再起動しても改善しない場合はハードディスク故障を疑って間違いありません。特に今回のように再起動時に10分かかるのは異常です。バックアップを取っていない場合は取り急ぎ取ってください。なお、急ぎの仕事はUSBメモリなどにコピーをとり別PCなどで作業したほうが良いでしょう。 ちなみに「メーカーロゴのあと黒い画面で停止する」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。なお、今回はセクタ不良によって消失していました。このトラブルの概要については、 「 黒い画面 」で停止して、パソコンが起動しないときの対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 正常なハードディスクに環境移行を行い作業を進めると、データが保存されている部分はきれいに残っていました。 作業期間:2日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Ma

スタートアップ修復で失敗の復旧事例

現象:パソコン起動時にスタートアップ修復がはじまり失敗する OS:Windws Vista メーカー:Sony 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に突然「スタートアップ修復」画面が表示されるようになった。何回試してみても失敗のメッセージが表示される。さらには「スタートアップ修復」画面が2時間経っても終わらず停止する(固まる)ようになってしまった。 WD のハードディスク故障は「停止する(固まる)」が目立つ ・原因と注意点について セクタ不良というハードディスク故障が連続して約 1GB 分ありました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 注意点についてはやはり「何回試してみても失敗のメッセージが表示される」というところです。1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありません。なお「スタートアップ修復画面が2時間経っても終わらないようになってしまった」とありますが、負荷をかけてしまうとこのように悪化してしまう恐れもあります。さらに何回も試し負荷をかけてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがありますのでここは要注意です。 ちなみに「スタートアップ修復」は、Windows やドライバといったプログラムの障害を直すものです。このトラブルの概要については、 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 正常なハードディスクに環境移行を行い作業を進めると、データが保存されている部分はきれいに残っていました。 作業期間:2日間。データ復旧とPC修理。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

Windows7 ロゴマークで停止(起動しない)の復旧事例

現象:パソコン起動時に Windows7 ロゴマークから進まず停止する(固まる) OS:Windws7 メーカー:onkyo 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に Windows7 ロゴマークから進まず停止する(固まる)。セーフモードでの起動を試すがカーソルが点滅したまま起動できず。 WD のハードディスク故障は「停止する(固まる)」が目立つ ・原因と注意点について セクタ不良というハードディスク故障が連続して約 200MB 分あり停止していました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、たとえば Windows7 ロゴマークで「停止する(固まる)」、 Windows エラー回復処理画面で「停止する(固まる)」といった場合でさらにハードディスクアクセスランプ(ドラム缶のようなマーク)が点灯または点滅している場合はハードディスク故障を疑って間違いありません。何回も起動を試してしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがありますので注意して下さい。 ちなみにですが、ハードディスクアクセスランプ(ドラム缶のようなマーク)が点灯または点滅している場合はプログラムを読みに行っています。しかし、正常に読み込みができないため画面は停止したままでランプだけは点灯または点滅します。 正常なハードディスクに環境移行を行い作業を進めると、データが保存されている部分はきれいに残っていました。 作業期間:2日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

「Checking file system on c: で起動しない」Win7の復旧事例

現象:「Checking file system on c: 」で 2時間以上かかり停止する OS:Windws7 メーカー:Toshiba 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン起動時に「Checking file system on c: 」画面が表示され起動できず。進捗状況が%で表示されますが、おおよそ2時間くらいで数字が止まり、停止する。セーフモードでの起動を試すと画面が黒いままで先に進まず。「Checking file system on c: 」は最近よく見ることがあり、トラブルとは思わず。見慣れていたので何回か起動を試すが状況は変わらず。 ・原因と注意点について 「Checking file system on c: 」はファイルシステムの不整合を直すものです。不整合を直せなくても停止することはなく、完走します。今回はセクタ不良というハードディスク故障があり停止していました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 注意点としましては、「Checking file system on c: 」画面で完走せず停止する場合はハードディスク故障を疑って間違いありません。何回も試してしまうとデータを壊してしまう恐れもありますので注意して下さい。 なお「最近よく見ることがあり」とありますが見慣れるほど頻発することはまずありません。強制終了してしまったときくらいではないでしょうか。理由もなく何度も発生する場合は故障の前兆と考えバックアップをこまめにとってデータ消失を予防してください。 正常なハードディスクに環境移行を行い作業を進めると、データが保存されている部分はきれいに残っていました。 作業期間:2日間。データ復旧&PC修理。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧