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ハードディスク交換後に故障。 Linkstation RAID1 のデータ復旧事例

現象:赤ランプ点滅で LinkStation を認識しない。 OS:Linux RAID0 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO社 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation 赤ランプ点滅の状況について お客様談:1週間前に 1 番のハードディスクが故障し交換した。RAID1 のため、ハードディスク交換で簡単に復旧。ところがまた赤ランプ点滅で LinkStation を認識しない。1番のハードディスクだけで起動しても 2番のハードディスクだけで起動しても正常に動作せず。 ・LinkStation の補足について RAID のサーバーでも NAS でも、パソコンでもそうですが、不具合発生時はメンテナンスの前にバックアップを取ってください。このブログ記事でも、おかしいなと感じ ⇒ メンテナンスを実行 ⇒ 悪化した、このような事例が数多くあります。おかしいと思ったり故障したときは、まずバックアップをとりそれからメンテナンスしてください。  なお、NAS トラブル全般については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。 ・LinkStation のデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、2番のハードディスクにセクタ不良がありました。つまりハードディスク故障が原因です。そしてセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力が弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。 今回、1番のハードディスクが故障し 1週間後に 2番のハードディスクが故障しました。ロットが同じで使い方も同じであれば、このように故障の時期が重なることもあります。RAID1 であってもバックアップはこまめにと

ドライブステーション RAID1 が故障したのデータ復旧事例

現象:ドライブステーションへアクセスできない。 OS:Linux RAID1 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO社 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・ドライブステーションの故障状況について お客様談:総務部で機密性の高いデータのみを保存していた。使わないときはカギ付きキャビネットに置いている。バックアップの機密性なども考え、RAID1 で一元的に考えていたが… まさか急にアクセスできなくなるとは。 ・ドライブステーションの補足について データを間違えて削除してしまった場合はデータを保護できません。また今回のように両方のハードディスクが故障することもあります。RAID1 であっても必ずデータを保護できるわけではりません。バックアップは必須です。 ちなみにですが、ドライブステーションは Linkstation( NAS )の USB 接続版のような感じです。筐体の故障など類似するトラブルがあるかもしれません。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」、「 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 」、「 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 」も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・ドライブステーションのデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、両方のハードディスクにセクタ不良がありました。つまりハードディスク故障が原因です。そしてセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力が弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。 正常に稼働できないもののディスク 2 は劣化がはじまった程度のきれいな状態でした。救出したデータをお客様にご確認いただき問題なし(OK)とのことでした。 作業期間:2日間。データ復旧。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメ

Linkstation RAID1 EM モードのデータ復旧事例

現象:EM モードで LinkStation が開けない。 OS:Linux RAID1 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO Linkstation 原因:論理障害( OS ) フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation EM モードの状況について お客様談:デュプリケーターを使い 1 ヶ月毎に NAS RAID1 のクローンディスクを作成している。ホットスワップではないため取扱時は電源を落とすが、クローンディスク作成中はもう 1 台のハードディスクだけで稼働している。作業が完了しディスクを戻すと、NAS ナビゲーターで EM モードが表示され開けない。ディスクを入れ替えても、稼働していたもう 1 台のハードディスクだけで起動しても同現象。BUFFALO 社のサイトからツールをダウンロードしたが改善しなかった。工場に NAS がまだ 10 台も あり、バックアップをどうしよう… ・LinkStation の補足について この方法で RAID が壊れたり、Linux OS が壊れることはないため、偶然のトラブルと言えます。そして今後も同じようなトラブルが起こるとは考えにくいところはありますが… 取り外しや時差がないことを考慮すると、外付けハードディスクにバックアップしたほうが安心と言えるでしょう。Windows フォーマットの NAS もありますので買替時はご検討ください( Windows Storage Server の NAS であれば、ハードディスクをセカンダリに接続してファイルにアクセスできます)。 なお、NAS トラブル全般については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。 ・LinkStation のデータ復旧と注意点について 検査の結果、ハードディスクに故障はありませんでした。ファイルシステムも正常でしたのですべてのデータが

Windows Storage Server 2003 (LAN DISK) のデータ復旧事例

現象:LAN DISK がブルースクリーンで起動しない。 OS:Windows Storage Server 2003 メーカー:アイオーデータ HDLM-G300WIN(300GB×2) 原因:論理傷害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:NAS(LAN DISK:HDLM-G300WIN)のコンセントを抜いてしまった。その後で電源を入れてもネットワークから認識できない。本体にモニタを接続すると、Windows Storage Server 2003 ロゴの後でブルースクリーンが発生していた。以前にハードディスク故障が発生したこともあったが、RAID1 構成だったのでハードディスク交換でなんとか復活できた。そのようなこともあり、バックアップ用の外付けハードディスクが壊れてから、バックアップを取っていなかった。油断していた。アイオーデータさんのサポートに問い合わせたところ、今回のケースは復活できないということだった。社内の共有データを保存しており仕事が止まってしまった。 ・NAS トラブルの補足について RAID1(ミラーリング)構成はハードディスクの故障が発生しても、もう片方のハードディスクで業務が続けられるという利点があります。しかし、今回のような OS トラブルの場合は業務を継続したり又は復活させることができません。バックアップを取ってデータを保護してください。 なお、NAS トラブルの概要と注意点については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・NAS のデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、故障はありませんでした。NTFS ファイルシステムにも問題はなく、今回のトラブルの原因は OS(Windows Storage Server 2003)のシステム障害でした。 ちなみにですが、どの種類の NAS であってもシステムのパーテーションとデータを保管するパーテーションが別々になっています。パソコンでも購入時から C ドライブ、D ドライブと分かれているものがありますが、同じ仕組みです。そして今回はパソコンで言うところの C ドライブに異常があり、データを保管している D ドライブは正常でした。 機械ものですので、どうしても故障が起きてしまうことも。油断

RAID1「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」の復旧事例

現象:RAID1のUSB-HDDが「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」で開けない OS:なし。ハードウェアRAID メーカー:? 日立製HDD×2台 原因:ハードディスク故障(セクタ不良)「SMART Failer」エラーあり フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:RAID1のUSBハードディスクをパソコンに接続し、共有フォルダの設定を行い使っていた。他のパソコンから共有フォルダが開けないと聞き、確認したところ「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない。chkdsk コマンドを試したところ、途中のパーセンテージで進まなくなり電源断。その後からドライブが表示されるまで異常に時間がかかるようになった。ケースから 2つのハードディスクを取り出し、パソコンのセカンダリに接続すると両方とも「SMART Failer」エラーが表示される。両方のハードディスクが故障してしまうとは想定外だった。 ・補足について この「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows7 や Vista 、XP でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 また「SMART Failer」はハードディスク障害のエラーメッセージです。ハードディスクに基準値を超える劣化があるとこのメッセージを表示し、バックアップを促します。このトラブルの概要については、 SMART Failure(SMART エラー)の原因と対処法 で確認してください。 RAID1 や RAID5、10 は複数のディスクにバックアップを持つため、仮にひとつのディスクに故障が発生しても停止することはありません。そして理論上故障に強いのですが、同時に複数のディスクが壊れてしまってはデータを保護できません。今回のように搭載されているハ

RAID1「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」 復旧事例

現象:RAID1 の USBハードディスクが「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」で開けない OS:なし メーカー:BUFFALO 原因:ハードディスク障害(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談: USBハードディスクを開こうとすると「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」というメッセージが表示される。ハードディスク2基のうち片方だけにすると認識すらしない。もう片方だけにすると「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」というメッセージが表示される。ファイナルデータ(データ復旧ソフト)を試すも異常に時間がかかる上、データが1件も見つからず失敗。 RAID1 なら同時にバックアップにもなると考え、制作完了した作品の保存先にしていた。故障に強く安心と思っていましたが…まさか。他社さんのお見積りはおおよそ20万円くらいが多く、あきらめていた。この失敗したハードディスクのみのお持ち込み。 ・補足 「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」とはディスクの記録方式が不明なときに発生します。概要については、 外付けハードディスク「フォーマットされていません」の原因 デジタルカメラ、USBメモリ  及び なぜ「フォーマットされていません」エラーが発生するの? その注意点も  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、USBハードディスク側のエラーであり、接続するマシンは Windows7 でも Vista、XP でも起こるトラブルです。 また今回のようにハードディスクに故障が起きてる場合はデータ復旧ソフトでデータを救出することはできません。理由については データ復旧ソフトで失敗する原因と注意点(物理的な故障) で確認してください。当社であれば救出可能ですのでお困りの際はぜひお声掛けください。 RAID1 構成であってもたとえばウイルスにデータを書き換えられた、消されたということになると、ミラーリングしているハードディスク内のデータも同じ被害に遭います。またシステム障害や操作ミス(間違えて削除した)でも同じように全滅します。論理障害からはデータを保護できません。さらに今回のように同じ時期に製造されたハード

「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例

現象:LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた OS:Linux メーカー:BUFFALO 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:昼休み終了後に LinkStation にアクセスするとエラーメッセージが表示される。共有フォルダは開けるものの直下に作成してあったフォルダやデータがまったく表示されず。メーカーに相談し、ファームウェアを更新するが改善せず。事務機器の営業マンから故障に強いと聞いたので RAID 構成のモデルを購入したがまさかこのようなことになるとは…。 ・原因と注意点について ハードディスクに問題はなく、ファイルシステムの一部に不整合が発生していました。部品などに問題はありませんので論理障害です。 注意点としましては、RAID1 構成であってもたとえばウイルスにデータを書き換えられた、消されたということになると、ミラーリングしているハードディスク内のデータも同じ被害に遭います。またシステム障害や操作ミス(間違えて削除した)でも同じように全滅します。論理障害からはデータを保護できません。 ちなみに RAID1 のメリットはハードディスクに物理障害が発生しても、使い続けることができるということです。仮にハードディスクが1つ壊れても、その他のハードディスクから復旧できますし、業務を止めることなくそのまま使い続けることができます。 故障に強いというのはざっくりな表現であり、論理障害からはデータを保護できませんのでバックアップは必ず取るようにしてください。なお、当社ではバックアップシステムのソリューションも展開しております。お困りの際はぜひご相談ください。 なお、LinkStation の論理障害は Windows サーバーの障害よりもサルベージ(データ復旧)や取り扱いが難しいというのが実際のところです。バックアップを必ず取ってデータを保護してください。概要と注意点については、 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、今回はジャーナリングの不整合を調整し、多くのデータを救出しました。 作業期間:1日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談