現象:EM モードで LinkStation が開けない。
OS:Linux RAID1 XFS フォーマット
メーカー:BUFFALO Linkstation
原因:論理障害( OS )
フラグ:データ復旧成功
・Linkstation EM モードの状況について
お客様談:デュプリケーターを使い 1 ヶ月毎に NAS RAID1 のクローンディスクを作成している。ホットスワップではないため取扱時は電源を落とすが、クローンディスク作成中はもう 1 台のハードディスクだけで稼働している。作業が完了しディスクを戻すと、NAS ナビゲーターで EM モードが表示され開けない。ディスクを入れ替えても、稼働していたもう 1 台のハードディスクだけで起動しても同現象。BUFFALO 社のサイトからツールをダウンロードしたが改善しなかった。工場に NAS がまだ 10 台もあり、バックアップをどうしよう…
・LinkStation の補足について
この方法で RAID が壊れたり、Linux OS が壊れることはないため、偶然のトラブルと言えます。そして今後も同じようなトラブルが起こるとは考えにくいところはありますが… 取り外しや時差がないことを考慮すると、外付けハードディスクにバックアップしたほうが安心と言えるでしょう。Windows フォーマットの NAS もありますので買替時はご検討ください( Windows Storage Server の NAS であれば、ハードディスクをセカンダリに接続してファイルにアクセスできます)。なお、NAS トラブル全般については、NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。
・LinkStation のデータ復旧と注意点について
検査の結果、ハードディスクに故障はありませんでした。ファイルシステムも正常でしたのですべてのデータが復旧できました。救出したデータをお客様にご確認いただき問題なし(OK)とのことでした。作業期間:1日。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!
>>データ復旧サービスのご案内
・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧
・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧
>>もっと高度なデータ復旧も実績あります。
・ RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
・ PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
・ RAID0 崩壊「Error Occurred」からのデータ復旧事例 SONY VAIO
>>NAS の復旧事例です!
・ Windows Storage Server 2003 (LAN DISK) のデータ復旧事例
・ LinkStation データ復旧 事例 LS-WX2.0TL
・ 「NAS 認識しない」データ復旧事例 LS-WX2.0TL
・ LinkStation「パスワードが間違っています」データ復旧事例
・ 「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例
>>外部リンク BUFFALO社
・ 製品を安全にご使用いただくために
・ Linkstationのランプ状態について
>>お知らせ
東日本震災復興支援特別割引サービス(中長期実施)のご案内
データ復旧の秋葉原オフィス 住所:千代田区神田佐久間河岸70 TEL:03-5823-1870