現象:赤ランプ点滅で Linkstation を認識しない。 OS:Linux RAID0 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO社 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation 認識しない状況について お客様談:オフィス系の軽いファイルでも開くのに時間がかかる。パソコンによっては開けない。そこで HUB や NAS を再起動したところ EM モードになってしまった。対処法としてファームウェアアップデートが書いてあり試すと、半日時間がかかり失敗していた。再度電源を入れると赤ランプ点滅で起動すらしない。他者さんへ電話したところ、このケースはヘッド交換になるためどうしても高額になると聞いた。 ・LinkStation の補足について 他社さんでご予算が合わずというケースの多くは、不要なヘッド交換のお見積りで高額というパターンです。ちなみにカッコンカッコンという異音がしない場合はヘッドは正常です。交換する必要はありません。それでも交換してしまうのは「100円のコーラを1000円で売る方法」と言いましょうか、根拠は技術ではなく、営業成績と言えます。当社は固定料金で事前お見積りです。他社さんで高額な見積りであっても、決して同じではありません。 なお、NAS トラブル全般については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。 ・LinkStation のデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、1番のハードディスクにセクタ不良がありました。つまりハードディスク故障が原因です。そしてセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力が弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。 Linux
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