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2015年4月11日土曜日

夕方から処理が遅く、夜に「 Windows ブート マネージャー」のデータ復旧事例


現象:Windows ブート マネージャー画面で起動不可
OS:Windows7
メーカー:東芝
原因:ハードディスク故障
フラグ:データ復旧成功



・Windows ブート マネージャーの故障状況、症状などについて(お客様談)

お客様談:家族で使っているパソコンが Windows ブート マネージャー画面で起動できなくなった。夕方、ネットで調べ物をしているときに処理が異常に遅かった。スマホがあるのでパソコンは不要だが、子供の写真は救出したい。それと、もしスマホで使えるなら音楽ファイルとデスクトップに置いたワードファイルを残したい。



・スマホ用に概要と補足です

ハードディスク故障が原因で「 Windows ブート マネージャー」画面で起動不可でした。

数値だけで判断するとよくある故障の範囲内ですが、カウントが途中で止まっており、実際はたくさんの不具合箇所が発生していました。さらにデータが保存されている部分にも発生していました。

よくある「 Windows ブート マネージャー」障害と比較するとコンディションはだいぶ悪い状態でした。

なお、不具合箇所に保存されていたデータを取り出しながら加工修正することは技術的にできません。そこにあったデータには障害が起きる可能性もあります。慎重な作業が必要でした。

データ障害が懸念されましたが、お客様にご確認いただき無事OKでした。



・Windows ブート マネージャーの故障の原因と補足について


タイプ     : 突破型
その他ポイント: 不良が多い
コンディション: 悪い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」はカウントされており、セクタ不良が発生したが、おまけを使うことはできなかったという意味です。

このような数値は、突発型と言いましょうか、ある日突然たくさんの不良が起きると処理しきれずこうなります。ちなみに疲労が蓄積されるようなのんびり発生する分には「05:代替処理済みのセクタ数」のおまけがしっかりと使われます。さらにこのような数値の場合は、カウントされていないセクタ不良もあって、作業を進めると実はたくさんあったなんてこともあります。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、カウントされていないセクタ不良が想定外でたくさん発生しており、コンディションが悪いと言える状態でした。よくある「 Windows ブート マネージャー」障害と比較しても、だいぶ悪い状態です。あまり高い負荷をかけてしまうと、作業中に完全に壊れる可能性もあり、慎重な作業が必要でした。

その他、このトラブルの概要については、以下のリンクでご確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
「Windows ブート マネージャー」でパソコンが起動しないときの対処法

・Windows ブート マネージャーのデータ復旧について

セクタ不良がたくさん発生しており、データ障害が懸念されました。しかし、お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。

作業期間:5日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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>>「 Windows ブート マネージャー」の実績です。
Windows Boot Manager の起動修復事例
「 Windows ブート マネージャー」でパソコンが起動しないのデータ復旧事例
Win7「 Windows ブート マネージャー」画面で操作不能のデータ復旧事例

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RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
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2015年4月5日日曜日

スタートアップ修復でシステムの復元ポイントがないのデータ復旧事例


現象:スタートアップ修復で失敗した
OS:Windows7
メーカー:NEC
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・スタートアップ修復でシステムの復元ポイントがない状況について(お客様談)

午前中は問題なく、普通に使えていた。夕方に電源を入れるとスタートアップ修復が自動的にはじまり、「スタートアップ修復では直せない」メッセージが表示される。そこでネットで調べながら、システムの復元を行う。翌朝確認すると、完了のメッセージなどはなく、ただ電源が落ちていた。電源を入れると、再びスタートアップ修復がはじまった。再度システムの復元を実行するが、「復元ポイントがない」メッセージが表示され実行できない。



・スマホ用に概要と補足です

ハードディスク故障が原因で正常な動作ができない状態でした。そしてお客様談の「システムの復元で完了のメッセージなどはなく、ただ電源が落ちていた。再度システムの復元を実行するが復元ポイントがない」という現象が起きていました。

ちなみに、ハードディスク故障の不良個所に入ると電源が落ちてしまう機種もあります。またシステムの復元の途中で電源断して処理が止まっている場合は、「復元ポイントがない」という表示になることもあります。

つまり、ハードディスク故障が原因で、システムの復元の処理途中で電源が落ち、処理が止まってしまった状態でした。

データはきれいに救出でき、お客様にご確認いただいてOKでした。



・故障の原因と補足について



タイプ     : 突発型
その他ポイント: なし
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」はカウントされており、セクタ不良が発生したが、おまけを使うことはできなかったという意味です。

このような数値は、突発型と言いましょうか、ある日突然たくさんの不良が起きると処理しきれずこうなります。ちなみに疲労が蓄積されるようなのんびり発生する分には「05:代替処理済みのセクタ数」のおまけがしっかりと使われます。さらにこのような数値の場合は、カウントされていないセクタ不良もあって、作業を進めると実はたくさんあったなんてこともあります。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、カウントされていないセクタ不良がたくさんありました。ただし、ハードディスクの先頭のほうに密集しており、Windowsプログラムのみ壊れておりました。壊れたデータはありませんでした。

このトラブルの概要については、「スタートアップ修復が停止する、終わらない」の原因と対処法 及び スタートアップ修復を繰り返す、失敗するの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。

・スタートアップ修復が終わらないのデータ復旧について

取り出したデータをお客様にご確認いただき OK でした。作業期間:2日間。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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「スタートアップ修復ではこのコンピュータを自動的に修復できません」の復旧事例
「スタートアップ修復を繰り返す」データ復旧事例
「スタートアップ修復が終わらない」Windows7 の起動修復 東芝 Qosmio

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2015年2月22日日曜日

ちょっとの劣化で起動しない Linkstation RAID0 のデータ復旧事例


現象:Linkstation を認識しない。
OS:Linux XFS フォーマット RAID0
メーカー:BUFFALO社
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・Linkstation 故障状況、症状などについて(お客様談)

スタッフ各々でメモリにデータを入れていたが、皆で使う共通のデータが増えてきたため、Linkstation にした経緯がある。出社すると赤ランプ点滅でアクセスできない。故障を考えたことがなかった。まさか皆の仕事が止まってしまうとは。何か良い運用方法はあるのでしょうか???


・LinkStation 故障の原因と補足について


タイプ     : 踏ん張れない型
その他ポイント: なし
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。

以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

不良を感じさせないくらい普通に動作する状態でした。このハードディスクはノートパソコンでも使われているタイプです。もし Windows のノートパソコンで使っていれば、あと3日間程度は「なんか調子悪いぞ」と思いながらも動作できたでしょう。その間にバックアップできました。そして NAS は故障のはじまりのちょっとした劣化であっても踏ん張れないケースがあります。

なお、「何か良い運用方法」ということですが、このようにトラブルが起きてからバックアップすることは難しかったりします。スケジュールでバックアップする機能があり、普段から外付けハードディスクなどにデータをバックアップするのがベストです。最悪、NAS が故障した時は、外付けハードディスクからデータを戻します。

その他 NAS 全般のトラブルについては、「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」、「 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 」、「 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 」も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。


・LinkStation のデータ復旧について

ハードディスクの状態は良く、データの取り出しはまったく問題ありませんでした。お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。
作業期間:2日間。データ復旧。
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RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
RAID5 崩壊 Windows2008 Server のデータ復旧事例

>>NAS の復旧事例です!
Windows Storage Server 2003 (LAN DISK) のデータ復旧事例
LinkStation データ復旧 事例 LS-WX2.0TL
「NAS 認識しない」データ復旧事例 LS-WX2.0TL
LinkStation「パスワードが間違っています」データ復旧事例
「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例

>>外部リンク BUFFALO社
製品を安全にご使用いただくために
linkstation ファームアップデータ
Linkstationのランプ状態について
INFO/ERRORランプが点滅しています。

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2015年1月31日土曜日

3TB ハードディスク「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」で開けないの復旧事例


現象:USB ハードディスクのデータが開けない
OS:なし
メーカー:WD製ハードディスク
原因:ハードディスク故障
フラグ:データ復旧成功



・外付けハードディスクの故障状況、症状などについて(お客様談)

お客様談:3TB 外付けハードディスクを開こうとすると「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーが発生。たまにしか使わないので、壊れるとは想像もできなかった。しかし、ドライブを認識するのも非常に時間がかかり、ネットで調べて故障かなと感じた。データ量は 2TB を超えているが、取り出したい重要なデータは 100GB あるかどうか。


・「ファイルまたはディレクトリが壊れているため…」エラーの原因と補足について


タイプ     : 大容量型
その他ポイント: 不良が少ない、誤作動有り
コンディション: 悪い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。

以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、セクタ不良は少しだけ発生している状況でした。しかし、クローン作成に 5 日もかかりました。2TB までのハードディスクであれば、1 日で終わるくらいの状況と言えます。そして 2TB を超えるハードディスクは時々、不良が少なくても、だいぶ弱っているような動きをすることがあります。これは大容量ハードディスク特有の症状と言えるでしょう。

その他、このトラブルの概要については、以下のリンクでご確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法
「ディスク構造が壊れているため、読み取ることができません」の原因と復旧方法


・「ファイルまたはディレクトリが壊れているため…」エラーのデータ復旧について

セクタ不良は少なかったものの、誤作動の影響で障害のあるデータがポツリポツリとあったようです。ただし重要な部分はしっかり生きているということで、お客様に救出したデータをご確認いただいたところ無事OKでした。
作業期間:6日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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>>「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の実績です。
RAID1「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」の復旧事例
「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例
「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例

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2015年1月30日金曜日

昨日からスタートアップ修復が終わらないのデータ復旧事例


現象:スタートアップ修復が終わらない
OS:Windows7
メーカー:DELL
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功


・スタートアップ修復が終わらない症状などについて(お客様談)

前日まで普通に使えていたが、今朝、起動時に異常に時間がかかった。そしてなんとか起動したが、アイコンをクリックしても、ファイルもソフトも立ち上がらない。再起動させると、スタートアップ修復がはじまった。システム担当に見てもらったが、昨晩にかけたスタートアップ修復が終わらない。販売管理のソフトを入れている。このデータだけは何とか取り出したい。


・故障の原因と補足について

タイプ     : 突発型
その他ポイント: なし
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。

このような数値は、突発型と言いましょうか、ある日突然たくさんの不良が起きると処理しきれずこうなります。ちなみに疲労が蓄積されるようなのんびり発生する分には「05:代替処理済みのセクタ数」のおまけがしっかりと使われます。さらにこのような数値の場合は、カウントされていないセクタ不良もあって、作業を進めると実はたくさんあったなんてこともあります。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、カウントされていないセクタ不良はなく、劣化のはじまった初期段階の状態でした。なお、余命期間と言いましょうか、劣化がはじまってからも踏ん張って稼働してしまうケースもありますが、こちらは劣化が始まってすぐにコケた感じです。痛みがないきれいな状態でした。クローンディスクを作成し、修復を施すと、無事元通りに起動できました。ちなみに、無事元通りに起動できるということは、星の数ほどある Windows のプログラムに損傷がないという意味になります。状況は、とても良いものでした。

このトラブルの概要については、「スタートアップ修復が停止する、終わらない」の原因と対処法 及び スタートアップ修復を繰り返す、失敗するの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。


・スタートアップ修復が終わらないのデータ復旧について

販売管理ソフトは SQL サーバーで動作していたため、データだけ取り出しても元に戻せないものでした。そして新品ハードディスクにクローン化し、パソコンを起動させ、システム上でバックアップを取りました。取り出し希望のデータの関係で、特殊な作業になりましたが、お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。
作業期間:2日間。データ復旧。
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Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

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「スタートアップ修復ではこのコンピュータを自動的に修復できません」の復旧事例
「スタートアップ修復を繰り返す」データ復旧事例
「スタートアップ修復が終わらない」Windows7 の起動修復 東芝 Qosmio

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RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
RAID5 崩壊 Windows2008 Server のデータ復旧事例

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2015年1月8日木曜日

Linkstation ランプ点滅で認識しないのデータ復旧事例


現象:Linkstation を認識しない。
OS:Linux XFS フォーマット
メーカー:BUFFALO社
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・Linkstation 故障状況、症状などについて(お客様談)

購入してまだ数か月しか経っていない Linkstation がネットワークから認識できなくなった。デスクトップに置いてあるショートカットからもアクセスできない。また NAS Navigator でも表示されず。メーカーサポートに問い合わせると、電源の抜き差しで直ると聞く。試してみたが、ランプが点滅し続け、ネットワークから認識できない。


・LinkStation 故障の原因と補足について


タイプ     : パンク型
その他ポイント: 初期不良
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけで、すでにカウントされています。また「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」もカウントされており、おまけを使えないセクタ不良が詰まり、パンクし、処理が停止しています。

以上は数値上の補足です。なお、購入から数か月ということで、疲労が溜まるというよりは、ちょっとの負荷で壊れてしまったと言えます。原因は、初期不良です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、コンディションはとても良く、2TB ハードディスクではあるもののクローンディスクの作成に数時間で終わりました。当社のような機械レベルの動作であれば、それこそまだまだ正常な範疇で動作してくれます。ところが「ランプが点滅し続け、ネットワークから認識できない」とあるように OS レベルでは動作不能です。これはセクタ不良の影響で処理がパンクし、応答速度が遅いために起こります。負荷の高い作業にはついていけないということです。

このように見た目の状況としては動作不全を起こし、末期症状(ボロボロ)のようですが、実はちょっとした原因でパンクし、ハードディスクの状態としては良好というケースもあります。

その他 NAS 全般のトラブルについては、「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」、「 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 」、「 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 」も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。


・LinkStation のデータ復旧について

ハードディスクの状態は良く、また RAID モデルではないため、データの取り出しはまったく問題ありませんでした。お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。
作業期間:2日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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>>NAS の復旧事例です!
Windows Storage Server 2003 (LAN DISK) のデータ復旧事例
LinkStation データ復旧 事例 LS-WX2.0TL
「NAS 認識しない」データ復旧事例 LS-WX2.0TL
LinkStation「パスワードが間違っています」データ復旧事例
「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例

>>外部リンク BUFFALO社
製品を安全にご使用いただくために
linkstation ファームアップデータ
Linkstationのランプ状態について
INFO/ERRORランプが点滅しています。

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2014年12月31日水曜日

「フォーマットする必要があります」が表示されるがドライブを認識しないの復旧事例


現象:ディスクの管理に USB ハードディスクが表示されない
OS:なし
メーカー:WD製ハードディスク
原因:ハードディスク故障
フラグ:データ復旧成功



・外付けハードディスクの故障状況、症状などについて(お客様談)

お客様談:昨日まで普通に使えていた外付けハードディスクが突然、「ドライブ F: を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」エラーになった。データ復旧ソフトを試してみると、該当するドライブが表示されない。パソコン関係のトラブルは購入先の事務機器屋さんに見てもらっているが、ディスクの管理にも該当するドライブが表示されないということで打つ手なしとのことだった。


・「フォーマットする必要があります」エラーの原因と補足について


タイプ     : スロースターター型
その他ポイント: 観測不能
コンディション: とても良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。これが数値上の補足ではありますが…

この数値は残念ながら参考になりません。時間がまずおかしくなっています。お客様に確認したところ 3 年未満の使用とのことで 38,628 時間は、24 時間 365 日計算でも 4 年以上の数値です。この値は異常です。さらに状況はとても良いもので、セクタ不良はほんの少ししかありませんでした。「C6:回復不可能セクタ数」のカウントも間違いです。それではなぜこのようなデタラメになってしまうのでしょうか??? その秘密は以下に進みます(数値では見えない状況については以下に進みます)。

作業を進めたところ、不良の影響で応答速度が異常に低下していました。USB メモリで 1 秒間にできることが 24 時間かかるくらい速度が低下していました。つまりセクタ不良の影響でハードディスクの機能自体がマヒしてしまったということです。そこでハードディスクの SMART 情報(上の画像)がデタラメになっています。

なお、1 時間程度稼働したところで正常な速度に戻りました。そしてクローン作成で 1 日かかりませんでした。スロースターターと言いましょうか、最初は動いているのかわからないくらいの低速度から、1 時間後には普通の速度で稼働できるようになりました。ほんの少しの不良はありましたが状態としてはとても良いものでした。

その他、このトラブルの概要については、以下のリンクでご確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」の原因と対処法


・「フォーマットする必要があります」エラーのデータ復旧について

お客様に救出したデータをご確認いただいたところ無事OKでした。

作業期間: 1 日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧
Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

>>「フォーマットする必要があります」と類似トラブルの実績です。
「ディスクはフォーマットされていません」 IODATA の復旧事例
「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」セクタ不良の復旧事例
「ドライブ F: を使うにはフォーマットする必要があります」USBメモリの復旧事例

>>もっと高度なデータ復旧も実績あります。
RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
RAID5 崩壊 Windows2008 Server のデータ復旧事例

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2014年12月22日月曜日

フォルダは表示されるが「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」で開けないの復旧事例


現象:USB ハードディスクのデータが開けない
OS:なし
メーカー:日立製ハードディスク
原因:ハードディスク故障
フラグ:データ復旧成功



・外付けハードディスクの故障状況、症状などについて(お客様談)

お客様談:もともとパソコンのバックアップ用に使っていた。プロジェクトが終わった数か月に 1 回程度、パソコンから重要なデータだけをコピーしていた。先月パソコンが壊れ、データはこの外付けハードディスクにしかなかった。時間ができたので新しいパソコンへデータをコピーしようとすると「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーが発生。ドライブは開けるが、フォルダが開かない。なんとか開けるフォルダもありコピーを試すが、ほんの少しのデータをコピーするのには一晩かかった。ほとんどのフォルダは、このエラーで開けない。


・「ファイルまたはディレクトリが壊れているため…」エラーの原因と補足について


タイプ     : マヒ型
その他ポイント: 異常表示あり(S.M.A.R.T エラー)、不良多数
コンディション: 悪い

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、しきい値よりも現在値及び最悪値が下回っており、「ボロボロになるまで使い切った」という解釈ができます。また「C5:代替処理保留中のセクタ数」がカウントされており、おまけがいっぱいで保留にしているセクタ情報もあるという意味です。

なお、前回の記事では同じように「異常」表示になっていました( スタートアップ修復後に「 Windows ブート マネージャー」のデータ復旧事例 )。そしてこちらの状態は悪くありませんでした。さらに、延べ10万台以上のハードディスクを使ってきた Google さんの調査報告では、ここまで使い切れず、その前に動作不良を起こす(故障する)ということです。ちなみに、このハードディスクを当社の作業マシンに接続すると「S.M.A.R.T. Failure」になります。Google さんの調査報告ではここまで使い切れるのは珍しいということです。状態としてまだまだ良い感じがしますが…

時間がまずおかしくなっています。「数か月に 1 回程度の使用」ということでお客様に確認しましたが、使わないときは電源すら入れていなかったということです。この値は異常です。セクタ不良の影響でハードディスクの機能自体がマヒしています。ここまで悪化が進行してしまうと、まともに応答しない(コントロールできない)など、状況はボロボロのケースが多いです。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、こまごまとセクタ不良があり、クローン作成で 3 日かかりました。1TB で 3 日間は状況として悪い方です。「ほんの少しのデータをコピーするのには一晩かかった」とのことで、ここは悪化が進んでいたのかもしれません。なお、通電時間が長ければ長いほど悪化させてしまうこともあります。コピーに時間がかかるなど、挙動がおかしい場合は、作業を中止して、当社のようなサポート会社への依頼をご検討ください。

その他、このトラブルの概要については、以下のリンクでご確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法
「ディスク構造が壊れているため、読み取ることができません」の原因と復旧方法
SMART Failure(SMART エラー)の原因と対処法


・「ファイルまたはディレクトリが壊れているため…」エラーのデータ復旧について

お客様に救出したデータをご確認いただいたところ、故障の影響もあって「たまに壊れたファイルがある」とのことでした。ただし重要な部分はしっかり生きているということで、無事OKでした。
作業期間:3日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧
Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧

>>「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の実績です。
RAID1「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」の復旧事例
「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例
「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」の復旧事例

>>もっと高度なデータ復旧も実績あります。
RAID10(0+1) SQL Server のデータ復旧事例
PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
RAID5 崩壊 Windows2008 Server のデータ復旧事例

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データ復旧の秋葉原オフィス 住所:千代田区神田佐久間河岸70 TEL:03-5823-1870

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2014年12月11日木曜日

スタートアップ修復後に「 Windows ブート マネージャー」のデータ復旧事例



現象:Windows ブート マネージャー画面で起動不可
OS:Windows7
メーカー:Sony VAIO
原因:ハードディスク故障
フラグ:データ復旧成功



・Windows ブート マネージャーの故障状況、症状などについて(お客様談)

お客様談:打合せから戻ると、マウスがクルクルマークになっていた。さらに何をクリックしても開かず、マウスだけが動いているようだった。仕方なく強制終了すると、今度はスターアップ修復がはじまった。30分待っても終わらないため、放置し帰宅することに。翌日出社するとスタートアップ修復が終わっていなかった。強制終了すると、今度は「 Windows ブート マネージャー」でスタートアップ修復すらできなくなってしまった。


・Windows ブート マネージャーの故障の原因と補足について


タイプ     : 経年劣化型
その他ポイント: 異常表示あり、誤作動あり、先頭のみ不良、S.M.A.R.T エラーを確認
コンディション: 普通

*用語については当社で勝手に名付けています。

ハードディスクにセクタ不良が発生していました。こちらの画像はハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、しきい値よりも現在値及び最悪値が下回っており、「ボロボロになるまで使い切った」という解釈ができます。また「C5:代替処理保留中のセクタ数」がカウントされており、おまけがいっぱいで保留にしているセクタ情報もあるという意味です。

このブログでの SMART 情報の公開は前回からはじまっており、件数が少ないので言葉での表現が難しいところがありますが… 実はこのように異常表示になるまでカウントされる場合、状態はむしろ良かったりします。ちなみにですが、延べ10万台以上のハードディスクを使ってきた Google さんの調査報告では、ここまで使い切れず、その前に動作不良を起こす(故障する)ということです。なお、このハードディスクを当社の作業マシンに接続すると「S.M.A.R.T. Failure」になります。Google さんの調査報告ではここまで使い切れるのは珍しいということです。

例えば、100件のエラーと 10件のエラーでは、10件のエラーのほうが状態として良い感じがします。ところがハードディスクの場合は解釈が変わります。 10件のエラーで動作不良を起こす場合、急激な悪化などむしろ状態として悪いために短命に終わります。そして 100件のエラーの場合は少しずつ経年劣化を起こした結果であり、数値としては悪いものの、のんびりと悪化が進行しているので状態としてはむしろ良かったりします。

ただしスターアップ修復まで動作していたものが、Windows ブート マネージャーまでと動作できる時間が短くなっています。もともとスタートアップ修復は Windows を直す機能です。悪化するということは誤作動の結果です。つまり余命期間ギリギリのところにありますので油断は禁物です。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、先頭部分と言いましょうか、メーカーさん独自のシステムパーテーションや Windows などプログラム部分にしかセクタ不良はなく、データの状態は良好でした。また余命期間ギリギリではあるものの、よくある故障の範囲であり、1TB ハードディスクのクローンディスクの作成に 2 日かかりませんでした。なお、チェックディスクの跡が 3 ヶ月前から 3件あるのを確認しました。ちなみに C ドライブの直下に「found.」のフォルダが生成されます。3か月間かけて劣化が進んだことがわかります。

その他、このトラブルの概要については、以下のリンクでご確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。
「Windows ブート マネージャー」でパソコンが起動しないときの対処法
SMART Failure(SMART エラー)の原因と対処法
「スタートアップ修復が停止する、終わらない」の原因と対処法

・Windows ブート マネージャーのデータ復旧について

SMART の数値や余命期間ギリギリの状態でしたが、データが保管されているエリアに損傷はなく、お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。
作業期間:3日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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>>「 Windows ブート マネージャー」の実績です。
Windows Boot Manager の起動修復事例
「 Windows ブート マネージャー」でパソコンが起動しないのデータ復旧事例
Win7「 Windows ブート マネージャー」画面で操作不能のデータ復旧事例

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2014年12月5日金曜日

Linkstation RAID0 EM モードのデータ復旧事例


現象:Linkstation が EMモードでデータが開けない。
OS:Linux RAID0 XFS フォーマット
メーカー:BUFFALO社
原因:ハードディスク故障(セクタ不良)
フラグ:データ復旧成功



・Linkstation 故障状況、症状などについて(お客様談)

Linkstation のデータが開けなくなり、パソコンの NAS Navigator から確認すると EM モードになっていた。ネットで調べてファームウェアのアップデートを試すが状況は変わらず。電源は入れっぱなしでシャットダウンすることはなかった。しかし、ガンガン使うのではなく、たまにアクセスする程度。あまり使っていないのに壊れるとは考えられず、バックアップはしていなかった。


・LinkStation 故障の原因と補足について

タイプ: 突発型、NAS 病、併発型、誤作動有り
コンディション: 良い

*用語については当社で勝手に名付けています。

No.2 ハードディスクにセクタ不良が発生していました。 RAID0 の No.1 ハードディスクは正常です。こちらの画像は No.2 ハードディスクの SMART 情報です。なお、SMART 情報はハードディスクの記録であり、フリーソフトなどで簡単に調べられます。またセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が劣化して弱くなる故障です。磁力が劣化し、弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。

セクタ不良はハードディスクの宿命的な故障です。書き込み時は磁力を変更するため、負荷がかかり疲労が溜まります。そしていつかは磁力が劣化して弱くなります。そこでおまけのセクタが準備されていて、セクタ不良が起きるとおまけを使います。「05:代替処理済みのセクタ数」がそのおまけですが、カウントされておらずおまけを使っていないという意味です。しかし「C5:代替処理保留中のセクタ数」と「C6:回復不可能セクタ数」はカウントされており、セクタ不良が起きたけどおまけを使うことができなかったという意味です。

このような数値は、突発型と言いましょうか、ある日突然たくさんの不良が起きると処理しきれずこうなります。ちなみに疲労が蓄積されるようなのんびり発生する分には「05:代替処理済みのセクタ数」のおまけがしっかりと使われます。さらにこのような数値の場合は、カウントされていないセクタ不良もあって、作業を進めると実はたくさんあったなんてこともあります。以上は数値上の補足です。数値では見えない状況については以下に進みます。

作業を進めてみると、カウントされていないセクタ不良はなく、まだまだ劣化のはじまった初期段階の状態でした。コンディションは良く、2TB ハードディスクではあるもののクローンディスクの作成に 1 日かかりませんでした。そして通常であれば、クローンディスクで RAID0 のマウントをすれば完了のはずが… パーテーション情報が書き換わりズレていたため、クローンディスクのパーテーション情報を書き換える必要がありました。ちなみにですが、これは正常なハードディスクでも NAS トラブルで見る症状です。NAS 特有の症状と言えるでしょう。セクタ不良発生時に誤作動し併発したものです。

その他 NAS 全般のトラブルについては、「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」、「 LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 」、「 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 」も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。


・LinkStation のデータ復旧について

LinkStation も含めて NAS 全般でそうですが、OS のパーテーションとデータが保存されるパーテーションが違います。たとえばパソコンであれば、Windows の C ドライブにマイドキュメントなどのデータが保存されますが、NAS の場合は OS とデータが別々のパーテーションに保存されます。

そしてデータが保存されているパーテーションにセクタ不良が発生していたため、データ障害が懸念されましたが… お客様に救出したデータをご確認いただき無事OKでした。
作業期間:2日間。データ復旧。
コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます!


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PowerEdge RAID コントローラ故障のデータ復旧事例
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Windows Storage Server 2003 (LAN DISK) のデータ復旧事例
LinkStation データ復旧 事例 LS-WX2.0TL
「NAS 認識しない」データ復旧事例 LS-WX2.0TL
LinkStation「パスワードが間違っています」データ復旧事例
「LinkStation(RAID1)のフォルダが消えた」の復旧事例

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INFO/ERRORランプが点滅しています。

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