スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月, 2013の投稿を表示しています

「 Windows ブート マネージャー」他社さんで高額のデータ復旧事例

現象:Windows ブート マネージャー画面で起動できず OS:Windows7 メーカー:パナソニック レッツノート 原因:ハードディスク故障 フラグ: データ復旧成功 ・Windows ブート マネージャー画面で停止するの状況について お客様談:突然「 Windows ブート マネージャー」画面で起動しなくなってしまった。何件か電話してすごく好感が持てた他社さんに持ち込んだところ、ヘッド交換28万円という想定外の見積りで上司にNGと言われる。なかば諦めていたところ、同僚から個人的に利用した時の当社の話しを聞き、お願いすることにした。 ・補足 「 Windows ブート マネージャー」画面で停止する場合、Windows7 を起動するために使われる「 bootmgr 」ファイルに不具合が発生しているため表示されます。そして Windows7 DVD から改善する場合もあります。概要については、 「Windows ブート マネージャー」でパソコンが起動しないときの対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良があり「 Windows ブート マネージャー 」画面が表示される状態でした。ヘッド交換が必要とのことでしたが、実際問題としてはヘッド交換は不要な状態でした。ちなみにセクタ不良とは「ハードディスク記録面の磁力が弱くなる」故障です。磁力の弱くなった部分については、読み出すことも書き込むこともできません。 他社さんから乗り換えのお客様で、大きなトラブルでもないのに「ヘッド交換が必要」というケースが目立ちます。そこは診断した会社の判断ですのでなんとも言えないのですが、仮に誤診だった場合、料金は高額になります。仕事の関係で急いでいる場合であっても、システム担当や同僚に相談することも重要と言えるでしょう。 先頭にセクタ不良が密集しており、データ領域はきれいな状態でした。お客様にデータをご確認いただきOKでした。 作業期間:2日間。データ復旧。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラな

他社さんで失敗の「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」の復旧事例

現象:USB-HDDが「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」で開けない OS:なし メーカー:アイオーデータ 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:外付けハードディスクがフォーマットされていませんエラーで開かない。分解してセカンダリに接続したが状況は変わらず。大手ショップのサポートへ持ち込むものの、一部のデータしか取り出せなかった。多くのデータが消失したのでしょうか??? ・補足について この「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows7 や Vista 、XP でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭のほうに密集したセクタ不良があり「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、他社さんで一部のデータしか取り出せなかったとのことで、セクタ不良の対処が甘かったことが推測できます。セクタ不良は 1,000を超えましたが、緻密に記録を取り、問題個所を特定し、スキップさせれば実は 1MB の影響もない状態でした。つまり多くのデータが消失したわけではなく、作業者が根本的な技術を理解していればなんとかできたトラブルと言えるでしょう。 ハードディスク容量が大きく、山場が3箇所あり時間はかかりましたが、お客様にご確認いただき、データは無事OKでした。 作業期間:3日間。データ復旧のみ。 >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、

RAID5 崩壊 Linkstation のデータ復旧事例

現象:Linkstation を認識しない OS:Linux RAID5 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO LS-Q4.0TL/R5(1TB×4) 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation RAID 崩壊の状況について お客様談:午前中からレスポンスが悪いなどの不具合が Linkstation:LS-Q4.0TL/R5 で発生。再起動させると、赤ランプ点滅で起動しない。以前、同時購入した別の Linkstation がハードディスク交換で復旧したことがあったので簡単に復旧すると思ってた。しかし、メーカーサポートへ電話すると、メーカーでの修理&初期化になると聞く。バックアップディスクが半年前に壊れて、そこからはバックアップしていなかった。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」を見てハードディスクに故障がないこと確認済み。また「 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 」を見て、別の筐体へ乗せかえるも現象変わらず。ハードディスクが正常なのに RAID5 が停止することになるとは・・・ ・Linkstation トラブルの補足について RAID5 は、複数台のハードディスクのうち 1台が故障しても残りのハードディスクで仕事を続けられる仕組みを備えています。しかし、購入したままの状態であれば、製造日やロットが同じ又は近いハードディスクが使われているため、全滅なんてことも多々あります。 また RAID が崩壊したり、それこそ NAS であれば、LAN ケーブル差し込み口の故障であってもデータにアクセスできなくなります。さらには部品故障はなくても、フォルダが開けなくなるようなファイルシステムのトラブルもあります。 つまり RAID はハードディスク故障でも仕事が継続できる仕組みを備えているだけで、データを保護する仕組みではありません。データを失う要因はたくさんありますので、ぜひぜひ油断せずにバックアップを取ってください。 ・Linkstation のデータ復旧について ハードディスク検査の結果、ハードディスクに故障はありませんでした。原因は OS(Linux)のシステム障害による RAID 崩壊です。データが保存されているパーテーションは正常

RAID0 の Missing operating system の起動修復事例

現象:Missing operating system で起動しない OS:Windows7 メーカー:DELL XPS(RAID0モデル) 原因:BIOS フラグ: 起動修復成功 ・Missing operating system の状況について お客様談:前日まで普通に使えていた Windows7 搭載の DELL XPS が「 Missing operating system 」で起動しない。DELL 自己診断プログラムで検査したところパソコンにエラーはない。ネットで調べながら BIOS リセットしたが解決せず。またパソコンの内部を調べたところ、ハードディスクが2台あり、これ以上は手が出せないと感じた。なんとかデータを救い出したい。 ・コメント お客様よりコメントを頂きました。なお、起動修復できない重症な原因でもデータの取り出しは可能です。 以前、同じ Dell の dimension で同様のトラブルが起こり、別の会社に持っていったら、サルベージで80万円とか言われ、とてもびっくりした記憶があります。その時に御社を知っていればと残念です。 「なぜ」このようなトラブルが起こるのかの原因までとても丁寧に解説下さり、たいへんたすかりました。 ありがとうございました。 ・Missing operating system の補足 「 Missing operating system 」の原因は Windows やドライバといったプログラムの障害ではなく、ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows の採用する NTFS フォーマットであれば表示されるエラーであり、Windows7 や Vista でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「 Missing operating system 」でパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 なお、Windows7、Vista の場合は、Windows DVD のスタートアップ修復で簡単に直ることもあります。 ・作業内容と注意点について まずはハードディスクに故障がないかを検査しました。万が一、ハードディスクに故障がある場合は通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがあります。悪化させてしまうと