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10月, 2014の投稿を表示しています

コピーしたはずなのにデータがないビデオカメラのデータ復旧事例

現象:ビデオカメラにもパソコンにもデータが残っていない OS:なし メーカー:Canon 原因:不明 フラグ: データ復旧成功 ・ビデオカメラの状況について お客様談:いつも録画データをパソコンに保存している。カメラがいっぱいになるためコピー後はそのまま削除していた。そして暇のある時にパソコンのソフトで録画データにナレーションを入れたりしている。今回たまたま編集までに時間が空いてしまい、前回保存したデータが見つからない。パソコンにも外付けハードディスクにもない。もちろん、カメラにも残っていない(今回撮影した録画データのみある)。思い返すと、前回削除してもデータが残ってて?と思った。何か変であった。どうしても残したいデータが 2コマある。 ・補足と注意点について コピー後にそのまま削除しているということで、パソコンへコピーしたデータをそのまま削除してしまったということも考えられます。そのため、削除してもデータが残ってて?と思ったのかもしれません。すぐに削除するのではなく、パソコンと外付けハードディスクに保存してからカメラを消去してください。2つのメディアにデータがある状態にすることが重要です(正と副があるバックアップされた状態にすることが重要です)。 なお、その他の注意点などについては、 ビデオカメラのデータを削除し、消してしまった時の対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・データ復旧について 削除した後で、新しい録画データが 4 割りほど埋まっていました。この新しい録画データの部分にあった削除データは、復元することが技術的にできません。これはパソコンを廃棄するときの完全消去と同じく、新しいデータで塗り潰されているためです。 そして残り 6 割りの部分に救出したいデータが保存されていれば復元可能ですが… 不幸中の幸いと言いましょうか、復元したデータをお客様にご確認いただき、この救出したい 2 コマが無事復元されていて OK とのことでした。 作業期間:1日間。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・

3回試すがスタートアップ修復が終わらないのデータ復旧事例

現象:スタートアップ修復が終わらない OS:Windows7 メーカー:Toshiba Dynabook 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談: 1 ヶ月くらい前からスタートアップ修復がたびたび起きるようになった。支障はないものの、電源を入れてからパソコンが使えるまで待たされてしまう。この機能を無効にしようと調べてたところ、むしろ故障かもしれないとわかり勧めもあってバックアップする。ところがすぐにフリーズし、再起動するとスタートアップ修復が終わらない。 3 回強制終了して試したが変わらず。 ・補足について この「コンピュータの修復」や「スタートアップ修復」は Windows8、Windows7(Vista) に備わっている自己修復機能です。Windows やドライバといったプログラムの障害を自動的に修復します。ちなみにですが Windows XP には自己修復機能はなく、もし XP で修復を試す場合は CD-ROM を使って行います。 このトラブルの概要については、 「スタートアップ修復が停止する、終わらない」の原因と対処法 及び 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良が発生していました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。失敗したメッセージが表示される場合、修復作業中に固まる場合、動作が遅く進行が進まない場合、おおよそですが1時間を超えた場合は異常と考えたほうが良いでしょう。悪化させてしまう恐れもあります。 また 1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありません。通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがあります。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。 取り出したデータをお客様にご確認いただき OK で

増設ドライブの故障で起動不全のデータ復旧事例

現象:増設HDDが故障しPCが起動しない(メインのデータが増設HDDにある) OS:Windows7 メーカー:ショップブランド 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:前日まで普通に使えていたが、今朝電源を入れるとパソコンが起動しない。Windows7 ロゴの後でブラックアウトし、うんともすんとも言わない。近所の修理ショップに持ち込むと、増設ドライブの故障とのことだった。現在は増設ドライブを外しているのでパソコンは起動する。しかし、重要なデータが増設ドライブにある。修理ショップにデータ復旧を依頼するものの「ドライブは認識するがデータが見えず復旧不可」ということだった。 ・補足と注意点について ひとつのハードディスクを C ドライブや D ドライブと分けることができますが、そのような情報をパソコンの起動中に収集します。そして今回、増設ドライブの応答を待ち、パソコンの起動が止まっている状況でした。 USB 接続も含めて、増設ドライブの故障でパソコンの動作が急激に遅くなるというのはよくある話だったりします。こういう症状の場合はハードディスク故障を疑い、余計な負荷を与えないようにしてください。悪化してしまうとデータを壊してしまう恐れもあります。 なお、このような症状のほとんどは不良セクタがその原因です。不良セクタの詳細については、 不良セクタとは? その注意点も で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因について ハードディスク先頭にポツリポツリとセクタ不良がありました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 なお、他社さんでデータを取り出せなかったとのことですが、データが見えないというのは応答に時間がかかりタイムアウトしていたからです。先頭以外は綺麗な状態だったため、クローンを作成及びファイルシステム修復でほぼすべてのデータが取り出せました。 救出したデータをお客様にご確認いただき無事OKでした。 作業期間:2日間。データ復旧のみ。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関

電源断後に Windows ロゴ画面で再起動するのデータ復旧事例

現象:Windows ロゴ画面で停止する OS:Windows Vista メーカー:Sony 原因:ハードディスク故障 フラグ: データ復旧成功 ・「Windows ロゴ画面で再起動する」の状況について お客様談:午前中まで普通に使えていた。それほど気にならないレベルだったが、午後から操作に時間がかかることがあった。そしてファイルを開こうとしたときにマウスがクルクルマークになり、さらに 30 秒くらいで電源も落ちた。電源をいれると Windows ロゴ画面で再起動してしまう。 ・補足と注意点について Windows ロゴ画面で再起動や停止する場合、Windows やドライバといったプログラムに障害が発生しています。そして「スタートアップ修復」という自己修復機能で改善する場合もあります。概要については、 Windows ロゴで再起動または停止してしまう場合の対処法 で確認してください。 ただし、Windows Vista は購入から 5 年以上経過しているかと思います。トラブル=寿命というケースが圧倒的に多いです。そして上記修復を試す場合は 1回だけ試します。もし 1回失敗したものが 2回目で成功するということは理論的にありません。通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがあります。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。 ・原因について ハードディスクにセクタ不良があり「 Windows ロゴで再起動する 」状態でした。ちなみにセクタ不良とはハードディスク記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力の弱くなった部分については、読み出すことも書き込むこともできません。 先頭にセクタ不良が密集しており、データはきれいに残っていました。お客様にご確認いただき OK でした。 作業期間:3日間。データ復旧。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧 >>「 Windows ロゴで停止する 」の

Linkstation EMモード RAID0 のデータ復旧事例

現象:Linkstation が EMモード で開けない OS:Linux RAID0 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO社 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation EMモードの状況について お客様談:先週末まで普通に使えていたが、週明けから Linkstation の共有フォルダが開かない。そこで設定の問題かと思い NAS Navigator を開くと、EMモードになっていることが判明する。ネットで調べてファームウェアをアップデートしようと試すも 99% まで進むと失敗する。他社さんへ持ち込むもののあまりに高額で予算オーバーだった。 ・LinkStation EMモードの補足と注意点について EMモードは LinkStation のファームウェアをアップデートすることで原因となっている不具合を直すことができます。ところがハードディスクが故障して発生している可能性もありますので何回も試さず、1回だけ試してください(何回実行しても失敗します)。なお、故障している場合はアップデートで直せません。また故障している場合は、通電時間が長ければ長いほど、悪化させてしまう恐れがあります。悪化させてしまうとデータ領域も壊してしまう恐れがあり重要なデータほどお早めにご相談ください。 NAS トラブル全般については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。 ・LinkStation のデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、2番のハードディスクにセクタ不良がありました。つまりハードディスク故障が原因です。そしてセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力が弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。