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「Error loading operating system 」富士通 Lifebook の復旧事例

現象:「 Error loading operating system 」が表示されパソコンが起動しない OS:Windows7 メーカー:富士通 Lifebook 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:仕事の関係もあって Windows98 の時からパソコンを使っている。いままで大きなトラブルはなく、さらに購入して1年ちょいのパソコンが壊れるとは思ってもいなかった。バックアップはない。15年近いデータが保存されている。メーカーサポートに問い合わせたところ、修理をするとデータが無くなると言われ、高額になるかもしれないがデータ復旧サービスがあることを聞く。ネット検索で見つけた業者に持ち込んだところ20万円くらいとやはり高額だった。知り合いの紹介で当社を知った。 ここの会社さんも管理ラベルを貼ったまま。当社はもちろん元に戻しますのでこのようなことはありません。 ・補足 「 Error loading operating system 」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows の採用する NTFS フォーマットであれば表示されるエラーであり、Windows7 や Vista でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「 Error loading operating system 」でパソコンが起動しないときの対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 当社は「高額だった」、「救出に失敗した」など、他社さんからの乗換えが3割近くあります。そして「高額だった」というお客様のほとんどは焦りで事前に料金を確認しなかったとお聞きます。データが重要なほどまずは復旧できるか早く知りたい気持になるかと思いますが、焦らず予算なども検討してください。ちなみにですが電源さえ入れなければ悪化することはありませんので、今すぐ対処する必要はありません。時間の余裕は十分にあります。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭に多くのセクタ不良があり、その不良部分にハードディスクの設定値が存在していたため「Error loading operating system」が発生して

RAID1「ファイルまたはディレクトリが壊れているため」の復旧事例

現象:RAID1のUSB-HDDが「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」で開けない OS:なし。ハードウェアRAID メーカー:? 日立製HDD×2台 原因:ハードディスク故障(セクタ不良)「SMART Failer」エラーあり フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:RAID1のUSBハードディスクをパソコンに接続し、共有フォルダの設定を行い使っていた。他のパソコンから共有フォルダが開けないと聞き、確認したところ「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」が表示され開けない。chkdsk コマンドを試したところ、途中のパーセンテージで進まなくなり電源断。その後からドライブが表示されるまで異常に時間がかかるようになった。ケースから 2つのハードディスクを取り出し、パソコンのセカンダリに接続すると両方とも「SMART Failer」エラーが表示される。両方のハードディスクが故障してしまうとは想定外だった。 ・補足について この「アクセスできません。ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows7 や Vista 、XP でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません」エラーの原因と対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 また「SMART Failer」はハードディスク障害のエラーメッセージです。ハードディスクに基準値を超える劣化があるとこのメッセージを表示し、バックアップを促します。このトラブルの概要については、 SMART Failure(SMART エラー)の原因と対処法 で確認してください。 RAID1 や RAID5、10 は複数のディスクにバックアップを持つため、仮にひとつのディスクに故障が発生しても停止することはありません。そして理論上故障に強いのですが、同時に複数のディスクが壊れてしまってはデータを保護できません。今回のように搭載されているハ

USBメモリ「ファイルシステムの種類は RAW です」の復旧事例

現象:USBメモリが開けず、chkdsk コマンドでの修復不可。データ復旧ソフトも失敗。 OS:なし メーカー:BUFFALO 原因:論理障害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:安全な取り外しを行わず、USB メモリを抜いてしまった。その後から「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」というメッセージが表示される。他のパソコンに接続しても同様。chkdsk コマンドを試すものの「ファイルシステムの種類は RAW です。RAW ドライブに CHKDSK は使用できません。」メッセージが表示され、修復できない。データ復旧ソフトを試したところほぼ救出できたが、データをクリックしてもエラーになり開けるものがまったくない。 ・補足について 「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」とはディスクの記録方式が不明なときに発生します。概要については、 外付けハードディスク「フォーマットされていません」の原因 デジタルカメラ、USBメモリ  及び なぜ「フォーマットされていません」エラーが発生するの? その注意点も  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみに「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」エラーは、chkdsk コマンドで修復を試します。そして chkdsk コマンドは Windows で採用している NTFS 及び FAT32 フォーマットの不整合を直すコマンドですので、フォーマットを認識できないときは直せません。そのため情報が消失し、RAW と認識された場合は(NTFS 及び FAT32 と認識できないので)失敗します。 またデータ復旧ソフトで失敗する理由については、 データ復旧ソフトで失敗する原因と注意点(論理障害)  で確認してください。 ・原因と注意点について USB メモリに故障はありませんでした。しかし記録方式などの情報が消失していたため「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか? 」が表示されていました。 そしてデータが保管されている領域に問題はなく、すべてのデータが救出できました。 なお、トラブルが発生している状態でフォーマットしてしまうと救出率がグンと下がってしまいます。重要なデータが残ってい

「Missing operating system」のデータ復旧実績

現象:デフラグ後「 Missing operating system 」でパソコンが起動しない OS:Windows XP メーカー:IBM Thinkpad 原因:ハードディスク故障 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:電源を入れると「 Missing operating system 」でパソコンが起動しない。最近パソコンが遅くなることもあり、部署のPC担当が前日にデフラグを行った。特に問題はなかったとのこと。壊れても問題ないPCのつもりだったが、こまごました書類やデータが沢山あり、バックアップが必要だったことに気付いた。データだけでもなんとかしたい。他社さんへ持ち込んだところ高額だった。 ・補足 「 Missing operating system 」の原因は Windows やドライバといったプログラムの障害ではなく、ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。 そして Windows の採用する NTFS フォーマットであれば表示されるエラーであり、Windows7 や Vista でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「 Missing operating system 」でパソコンが起動しないときの対処法  で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭に多くのセクタ不良があり、その不良部分にハードディスクの設定値が存在していたため「 Missing operating system 」が発生していました。つまりセクタ不良でハードディスクの設定値が消失し「 Missing operating system 」で停止していました。 ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 注意点については、「パソコンが遅い」などの理由でデフラグを行いメンテするときは、事前にハードディスクの検査を行ってください。もしかすると今回のようにハードディスク故障が原因でパソコンが遅いのかもしれません。デフラグで必要以上に負荷をかけてしまうと大きなダメージを与えてしまうこともあり要注意です。 なお、もし修復を試す

「A disk read error」 東芝 Dynabook Windows7 の復旧事例

現象:「A disk read error occurred」でパソコン起動しない OS:Windows7 メーカー:東芝 Dynabook 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:朝いつもどおりパソコンの電源を入れるとシャットダウンの画面が表示された? しばらく放置するもマウスカーソルがクルクル回っていたので電源を長押しして強制終了する。再度電源を入れると「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」と表示されパソコンが起動しない。固まるなどのトラブルは一切なかったし、前日も普通に使えていた。購入から1年ちょいのためバックアップを取っていなかった。XP マシンから貯め込んだ 10年近いデータがある(XPは廃棄したばかり)。 ・補足 「 A disk read error occurred 」は、Windows やドライバといったプログラムの障害ではありません。ハードディスクの設定値に不整合が起きていたり、消失した場合に発生します。そして Windows の採用する NTFS フォーマットであれば表示されるエラーであり、Windows7 や Vista 、XP でも起こるトラブルです。 このトラブルの概要については、 「 A disk read error occurred 」でパソコンが起動しないときの対処法 または Windows7(Vista)の「 A disk read error occurred 」の対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクの先頭に多くのセクタ不良がありました。その不良部分にファイルシステムが存在していたため「A disk read error occurred Press Ctrl + Alt + Del to restart」が発生していました。 ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 もし修復を試す場合ですが、ハードディスク故障が原因の場合もありますので、できればディスク検査を行ってく

電源が入らないハイビジョンカメラ HDC-TM60 (内臓メモリ)の復旧事例

現象:内臓メモリ型デジタルハイビジョンカメラの電源が入らない OS:なし メーカー:Panasonic HDC-TM60 原因:電源トラブル フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:子供が「撮影したい」ということでカメラを貸すと、誤って撮影中に落下させてしまった。ズームレバーが折れてしまったが、撮影や再生など問題なく使用できた。しかし、それから 1週間ほど経ち、電源を入れるとすぐにランプが消え、電源が落ちてしまう現象が発生。電源が落ちてしまうためデータを退避させられなくなってしまった。パソコンに取り込むことはなく、直接テレビに接続し映像を見ていたためバックアップはない。カメラを修理に出すとデータが消える可能性もあるとのことで復旧サービスを探していた。 ・補足について 内臓メモリは従来のハードディスクタイプよりも衝撃に強いのは確かです。ハードディスクであれば通電中の落下だけでクラッシュする恐れもあります…しかし、内臓メモリはイコール故障しないということではありませんので、データは定期的に SDカードにコピーしたり DVDに焼くなどしてバックアップしてください。又はパソコン&外付けハードディスクにバックアップしてください。 ・原因と注意点について 電源系のトラブルでした。ちなみにですが、落下とは関係ないものと思われます。2、3年の使用でさらに普通に使用中に壊れたビデオカメラの復旧依頼もありますので、新しい機器であってもバックアップはこまめに取りデータを保護してください。 なお、ハードディスクのような汎用部品とは違い内蔵メモリタイプは特殊です。そして今回のような電源の入らないカメラの復旧は特殊ですが可能です。もちろん、削除したり、「フォーマットエラー」などのトラブルであってもデータ復旧は可能です。お困りの際はぜひご相談ください。 作業期間:2週間。データ復旧。 コメントを付けているため、すべての事例を紹介できませんが、もしお困りの際は実績豊富な当社へご相談ください! 関東エリアは出張作業もやってます! >>データ復旧サービスのご案内 ・ Windows、Mac、外付HDD、USBメモリ、ビデオカメラなどのデータ復旧 ・ Server・RAID・NAS、SQL Server、業務用システムなどのデータ復旧 >>お知らせ 東日本震災復興支援

クローン失敗で「Operating System not found」の復旧事例

現象:Acronis でクローンHDD失敗し、Operating System not found が表示される OS:Windows7 メーカー:富士通 Lifebook 原因:論理傷害 フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:バックアップを取るため、Acronis で外付けハードディスクにクローンを作成。しかし、作業中に失敗したため再作業を試みる。パソコンの電源を入れると「Operating System not found」で起動せず。クローンに失敗した外付けハードディスクを他のパソコンへ接続するとやはり失敗していた。 ・補足について 「 Operating System not found 」は BIOS が準備しているエラーメッセージです。そのため Windows XP でも、Windows7(Vista)でも原因が同じであれば表示されます。 このトラブルの概要については、 「 Operating System not found 」でパソコンが起動しないときの対処法 で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。なお、ハードディスクの設定値が消失していたり、ハードディスク故障といった理由でハードディスクを認識できないと表示されます。 ・原因と注意点について Cドライブのパーテーションが空き領域になっていました。つまりハードディスクがカラの状態であり設定値も何もないため「 Operating System not found 」で停止していました。 バックアップソフトは新しいドライブへ「移動」する設定もできます。クローンを作成するときはよくよく注意して作業してください。なお、元のハードディスクにもデータを残すコピーではなく、新しいハードディスクへ移す「移動」だけの設定もできます。移動するため、この場合は元のハードディスクが空になります。途中で失敗するようなことがあれば、今回のトラブルのように元のハードディスクは空き領域になってしまい、さらに新しいハードディスクは中途半端でデータもない状態になってしまいます。 ちなみにですが、クローン作成後に元のドライブを上書きで消去する設定もできます。この場合は元のハードディスクがゼロで埋め尽くされてしまい、残っているデータもすべてゼロで潰されてしまいますのでここは要注意です。とにかくクローン