現象:スタートアップ修復後からハードディスクを認識しない OS:Windows Vista メーカー:富士通 FMV(Seagate Barracuda 7200.12) 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・状況について お客様談:パソコン使用中に急に遅くなった。作成中のデータをなんとか保存し、再起動させると「スタートアップ修復」がはじまった。パソコンの動作が異常に遅いので強制終了する。その後「Operating System not found」が表示されパソコンが起動しない。BIOS を表示するとハードディスクを認識していない。クラッシュさせてしまったようだ…。 ・補足について この「コンピュータの修復」や「スタートアップ修復」は Windows7(Vista) に備わっている自己修復機能です。Windows やドライバといったプログラムの障害を自動的に修復します。ちなみにですが Windows XP には自己修復機能はなく、もし XP で修復を試す場合は CD-ROM を使って行います。 このトラブルの概要については、 「コンピューターの修復」が失敗する場合の対処法 Windows7(Vista) 及び 「 Windows エラー回復処理」で起動できない場合の対処法 Windows7(Vista) で確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ・原因と注意点について ハードディスクにセクタ不良がありスタートアップ修復で失敗していました。またスタートアップ修復で負荷をかけてしまったことでハードディスクが認識しない状態に悪化していました。ちなみにセクタ不良とはハードディスクの記録面の故障です。記録面に障害があれば読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面が一気に壊れることはありません。部分的な故障が大半です。 今回「ハードディスクを認識しない」状態になってしまいましたが、内蔵されていた Seagate Barracuda 7200.12 ハードディスクのバグも関係があります。リセットすることによって認識するようになりましたが、セクタ不良が飽和状態のため「黒い画面で停止する」状態でした。 今回のようにハードディスク故障が原因の可能性もありますので修復作業を行う場合は注意深く行ってください。失敗したメ
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