現象:赤ランプ点滅で LinkStation を認識しない。 OS:Linux RAID0 XFS フォーマット メーカー:BUFFALO LS-WX2.0TL/R1(1TB×2) 原因:ハードディスク故障(セクタ不良) フラグ: データ復旧成功 ・Linkstation 赤ランプ点滅の状況について お客様談:お盆前にシャットダウンさせた BUFFALO LS-WX2.0TL/R1 が赤ランプ点滅で起動しない。よくよく思い出すと、電源オンする前から赤ランプが点滅いた気もする? シャットダウンに失敗したのでしょうか。 ・LinkStation の補足について 今回、ハードディスク故障が原因でしたので、使用中からトラブルが起きていればシャットダウンに失敗していた可能性もあります。通電時間が長ければ長いほど悪化させてしまう恐れもありますので、シャットダウン時は電源ランプが消えたかどうか確認されたほうが良いかもしれません。 なお、NAS トラブル全般については、 NAS のデータ復旧を大実験!仕組みを大公開 と LinkStation のフォルダが開けない、消えた?! その原因と注意点 も確認してください。当社ホームページのコラムで解説しています。 ちなみにですが、トラブル全般で機器の故障も十分に考えられます。「 NAS を認識しない、アクセスできない時の対処法 LinkStation、TeraStation、LAN DISK 」で検査方法を紹介していますので、悪化させないためにも ぜひ読んでください。 ・LinkStation のデータ復旧と注意点について ハードディスク検査の結果、1番のハードディスクにセクタ不良がありました。つまりハードディスク故障が原因です。そしてセクタ不良とはハードディスクの記録面の磁力が弱くなる故障です。磁力が弱くなってしまうと、その部分は読み出すことも書き込むこともできません。ただし記録面全面の磁力が一気に弱くなることはありません。部分的な故障が大半です。 セクタ不良の発生しているブロックがちらばっており、コンディションは悪いと言える状況でした。クローン環境からソフトウェアRAID0を構築し、当社で開発した XFS フォーマット・データ復旧プログラムを使い、データを復旧しました。救出したデータをお客様にご確認いただき問題なし(OK)とのこ
パソコン修理&データ復旧サービスを秋葉原で行っているオレンジセキュアサービスです。簡単に直せる実績を中心に公開していますので、同様のトラブルがあればぜひお試しください!